消費者センターとの意見交換会

2017年2月6日

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本日は、午後から、「NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ」の意見交換会に参加。

 

この法人は、適格消費者団体の認定を目指しています。

 

認定されると、現実には訴訟が難しい消費者1人1人の救済に繋がります。

 

この部会の委員の1人である当職は、本日、金沢市と周辺市町の消費者センターの方々と意見交換。

 

消費者問題ってそもそも何?

 

個人がモノを買う、サービスを受けるというとき、通常そのモノ・サービスを提供するのは業者である。

 

この業者と個人の間には、決定的な情報格差がある。

 

業者側が正しく情報を提供してくれないと、個人がそのモノ・サービスを選択できなくなる。

 

もし、そのことを知っていたら、買わなかったよ、みたいな。

 

これが消費者問題である。

 

 

事務所でも、そんなに多くはないが、消費者問題の相談を受けることがある。

 

そんなに多いわけではないから、たまたまうちに相談に来た問題は、トレンドのものか?なんて分からない。

 

そこは、日々消費者センターで相談を受け付けている現場の方の情報は、まさに、今の、生の情報である。

 

今は、想像通り、ネット関係のトラブルが大半だそうだ。

 

架空請求は減らず、痩身・健康サプリの定期購入・解除の問題も減っていないそうである。

 

1人あたりの被害はそんなに大きくないことも多く、我々専門家を代理人にする経済的メリットがない場合等は、消費者センターに相談に行ってみることをお薦めしている。

 

相談者さんが事務所に来られた後、有用な情報が欲しくて、私自身が消費者センターに相談に行くことがあるくらいである。

 

消費者問題に巻き込まれたら、どうか泣き寝入りをしないで頂きたい。

 

結果、泣き寝入りになってしまうことは否定できない。

 

しかし、その1つの情報が、積み重なることで次の被害を防ぐことにもなるのです。

 

面倒かもしれませんが、声を上げて下さい。

 

 

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