カルペ・ディエムってどういう意味ですか?

2017年10月4日

今日は、お医者さんが法人化して基金を拠出することを原因として、不動産の名義を変更するという登記のために、本人確認へ。

 

押印が一通り終わった頃、奥様がご主人の横に座られて、

 

何でもお聞きするのですが、という前置きをされて「カルペ・ディエムってどういう意味ですか?」と。

 

名刺を裏返して、「ラテン語で今を生きるっていう意味です」

 

奥様「ああ、昔、そういう映画あったね」

 

ご主人「あったな、あれいい映画やった」

 

と二人の声に熱がこもった。当然、私のテンションも上がる。

 

私「はい、いい映画でしたよね。まさにその映画の台詞から取ったんです」

 

ご主人「その感動を今でも?」

 

私「はい、なぜかずっとあって」

 

奥様「いや、あれは本当に感動する映画でしたもの」

 

再度、名刺を表に戻し、隅々まで目をやり

 

ご主人「ほう、東京にも事務所が?」

 

私「はい、うちも昨年法人成りしまして、今年から東京事務所を設けました」

 

ご主人「このロゴはどうしたの?」

 

私「業者にデザインしてもらいました。思いを伝えて」

 

ご主人「とてもいいね」

 

私「ありがとうございます。司法書士って登記するだけと思われるかもしれませんが、実は裁判もできたり、日々法律相談にものっています。だからこれは公園のベンチをモチーフにしてまして、荷物を置いて一休みして行ってほしいというぐらいな意味でして・・・」

 

奥様「聴いてみないと分からないものですね」

 

私「聴いて下さってとても嬉しかったです。話さないとただの私の自己満足ですから」

 

とても嬉しいテンションの上がる本人確認になりました。

 

 

”Carpe Diem”(カルペ・ディエム)

 

”今を生きる”

 

 

※記事に関連したサービス内容

不動産売買

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ今を生きるブログ~

中国人名で登記するには?

2017年9月28日

一日の多くを事務所の外で過ごす私は、相談をスマホのメッセージで受け取ることがある。

 

本日、最後に戻ったのは、17時過ぎ。

 

その間の報告をスタッフから受け、指示を出したり、一緒に考えたり、大笑いしたりする。

 

ひとしきり終わると、今度は、私が持ち帰った相談を披露。

 

今回は、近日ある不動産売買の買主さんが中国人で、漢字で登記できるのか?という仲介の不動産屋さんからの相談。

 

最近、法人登記でこんなことがあった。

 

日本にない漢字だったので、うちの左脳司法書士くんがその外字ではオンライン申請は無理と判断し、書面申請でその漢字を使って申請したところ、出来上がった登記簿謄本には簡単になった日本の漢字が。。。

 

おいおい、と東京の法務局へ電話。

 

2、3のやり取りの結果、日本にない漢字では登記できないことが判明。

 

依頼者さんにも確認して、その漢字で問題ないという回答を頂いたので、一件落着。

 

 

その経験を踏まえて、うちの左脳司法書士、右脳司法書士が何やら動き出す。

 

17時30分を過ぎている。うちの定時は18時。

 

その時間帯と言えば、本日の終業を計算に入れた動きをしているはず。

 

その手を止め、調べ出す。

 

PDF化されたパスポートを、大きくプリントアウトしたパスポートを目を細めて見ている。

 

そもそもどんな漢字?

 

手持ちのPC技術を使って解読していく。

 

名前は漢字で3文字。結論から言うと、そのうちの1文字は日本の漢字に置き換えられないものと判明。

 

じゃあ、カタカナでいくしかない。

 

何て読むの?

 

調べていく。

 

うちの左脳司法書士くん・右脳司法書士さんはえらい。

 

うちの親指司法書士は、小腹がすいて、指についていたラスクの粉を舐めていたけど。

 

いい事務所だなって思う。

 

依頼者さんのご希望の実現に、ちゃんと同じベクトルを向くことができる。

 

 

※記事に関連したサービス内容

不動産売買

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ不動産登記ブログ~

Contact Us

ページトップへ