人間らしくあるための効率化

2018年8月16日

金沢事務所の夏季休暇は本日16日までなんですが、若干の事務と、明日の決済準備のため事務所に来ております。

 

昨日はお盆でしたね。お墓参り行きました?

 

お盆というのは、ちょっとだけ意図的に目をつむってみる日。当然ながら、自身を感じて、さらに今自分があるのは、親、祖父母、さらに曽祖父母・・・がいてくれたからだなあって想像する日、自然と感謝しちゃう日。

 

とっても人間らしい日。

 

 

司法書士事務所のメイン業務は登記業務。登記は法務局に申請する。その法務局はお盆とか関係なく通常業務のため、その間事務所を閉めるというのは若干のスッキリしない感がある。

 

ちなみに東京事務所はこの間も通常営業。

 

そのスッキリしない感を、パートナー司法書士が埋めてくれていた。

 

事務所の立ち上げっぱなしのPCを自宅から遠隔操作。

 

この間のオンライン申請。完了してくる登記の管理。見積もり依頼の対応。東京事務所の登記申請支援。

 

うちは東京事務所の案件も金沢事務所から申請(そのための書類作成)をするというスタイルをとっているため、事務所間の情報共有を密にしている。

 

ベンダーの登記ソフト、スケジュールアプリ、情報共有アプリ、クラウド等々ICTを利用して、効率化を図っている。

 

効率化というと機械的な感じがするが、そうでもないと思っている。

 

効率化することで、つまりシステムにすることで、人が疲弊する部分が減り、ミスも少なくなる。

 

全部が全部効率化できるわけでもない。

 

人間らしい部分に割ける時間が増えるということにもなろう。

 

司法書士業務であればどうだろう?

 

登記相談・法律相談。面と向かって、じっくりお話を聴けるようになろう。

 

成年後見業務。被後見人さん、ご家族とコミュニケーションの時間が取れるだろう。

 

どうやったらよりお客さんのためになるんだろう?って想像する人間らしい作業だ。

 

人口減少、子育て、介護、テレワーク、働き方改革、AI・・・・

 

って、きっとそういうこと。

 

限られたパワー、限られた時間の中で、より人間らしく生きていく時代。

効率化って、この時間、この空間に、ぴたってはまるピースを探す作業だと思う。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ路ブログ~

働くことは楽しいのか?

2018年8月13日

帰省中、社会人2年目の姪っ子が、仕事ばかりで海外旅行に行けない叔父の私をかわいそうだ、と言ってくれて、ちょっとジーンとした。

 

その話の流れで、

 

「働くことって楽しい?」という質問を受けた。

 

即答できなかった私。

 

彼女にはこういうイメージがあるらしい。経営者=社長=金持ち=華やか 更には自由という意味くらいも含んでいそうだ。

 

勿論、金持ちでも華やかでもない私。

 

結局、上手く答えれなかったダメな先輩ではあるが、改めて考えてみた。

 

働くことは楽しいのか? を

 

生きるか?死ぬか? 選択の余地はない。選択すらしない。生きるのである。

 

生きる私は働く。45歳で今のところ健康な私は働く。これも選択すらしない。実際、平日のコアな時間を働くことに使っている。

 

つまり、今の私は、働くこと≒生きることである。

 

ならば、生きることは楽しいのか?

 

実際しんどいことはいっぱいあるので生きることは楽しいのかどうかは分からないけど、生きることを楽しくしようとはしている。

 

一生懸命。命を懸けて生きることを楽しくしようとしている。

 

つまり、働くことを楽しくしようとしている。

 

そうだよ、働くことは楽しいと言ってみてもあまりピンと来ない私だが、働くことを楽しくしようとしているよと言ってみると、さっきよりはしっくりくる。

 

そして、経営者にはこの選択肢が多く与えられている気がする。

 

更には、彼女のように雇われている側が楽しくなるようにする責任も。

 

働くことを楽しく。

 

生きることを楽しく。

 

なるほど、ちょっと旅行でもしてみるか?

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ働き方ブログ~

Contact Us

ページトップへ