「Kiroroの “未来へ”です」

2019年3月12日

昨日、相続登記の依頼者さんが押印された遺産分割協議書等必要書類を持ってきて下さった。

 

帰り際、私にだけ聞こえるような小声で「大丈夫ですか?」と。

 

・・・・・・・・

 

「ブログを読みました。主人も・・・・・」

 

漸く何のことか理解できた私。

 

先日、不整脈(心房細動)を経験した私は、そのことをブログに書いたんですが、その投稿を読んで下さったということ。

 

胸がいっぱいになった私は、大丈夫であること、お医者さんに診てもらえて却って安心したこと云々を精一杯伝えた。

 

私みたいな者を心配して下さったこと。

 

実際、当の本人より周りが心配してくれるようで。親なんかが特にね。

 

それは、有難いとしか言いようがない。

 

 

 

さて、その相続登記。本日朝一、敏腕司法書士松本さんが申請の準備をしてくれたので、最終チェックを任される。

 

書類作成やチェックには音楽がかかってた方がいい。

 

「アレクサ(AIスピーカー)、オルゴール曲かけて」

 

「アマゾンミュージックオルゴール曲をシャッフル再生します」

 

 

鼻歌。赤ペンでチェックしていく。

 

戸籍を見ながら、相続関係説明図を見ていく。

 

戸籍の少なさが、ご主人(被相続人)の若さを感じさせる。相続関係説明図に記載された子どもたち(相続人)の生年月日は計算しなくても、やはり若い。

 

目頭がというか、鼻の奥がつーんとしてくる。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・

 

「松本さん、この曲何だっけ? “長い間” じゃなくて、何だっけ?」

 

・・・・・・・・・・・・・

 

「アレクサ! この曲何?」

 

「Kiroroの “未来へ”です」

 

そう、“未来へ”だ。

 

言わずと知れた、子の未来を想う親の愛情を歌った名曲です。

 

 

 

※記事に関連したサービス内容

 相続登記

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~

武士の娘の相続

2019年1月11日

武士の娘ですから。

 

朝ドラの主人公の母親(松坂慶子)の口癖。

 

9時開始の当事務所。徒歩1分内に住む私は、ベッドの中でテレビの音を聴いている。

 

 

現在、所有者不明の土地が社会問題になっている。

 

その解消を目指して、法務省が長い間相続登記をしていない土地の現所有者の確定を急いでいる。

 

その流れで、全国の司法書士が、その手助けをしている。

 

具体的には、戸籍の調査による相続人の確定である。

 

当事務所だけでも、30件。年末からのスタートで2月末までに完了させなければならない。

 

通常業務の合間、ちょっと残業、ちょっと休日出勤をして進めている。

 

その中には、登記簿上の所有者(被相続人)が安政の生まれだったり、嘉永の生まれだったり。つまり江戸時代生まれ。

 

もしかしたら、武士の娘だったり、息子だったりするかも。

 

なぜ、僕ら司法書士が、この役目を担うか?

 

それは、長年相続登記に携わり、戸籍を見るということに関して、どの士業にも負けないということが行政側にも認識があるからだろう。

 

とは言え、30件を一気に見る訳だ

 

お腹いっぱい。

 

まんぷくだ。

写真は、一昨日のランチ(事務所の新年会)。

 

 

※記事に関連したサービス内容

相続登記

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~

Contact Us

ページトップへ