私の息子はまだ1歳。
ようやく歩き出しましたが、言葉はまだ(らしきものはあるが)。
この子は何で泣いているんだろう?何で怒っているんだろう?何で笑っているんだろう?何を食べたいんだろう?食べたくないんだろう?どこに行きたいんだろう?
会話ができないので、一生懸命その目を見つめ、表情から一生懸命読み取ろうとしています。
歩き出しましたので、思いがけないところに、そして意外と早くよちよちと危なっかしい。
目を離さないようにして、慌てて先回り。そんな毎日。
さて、後見等業務において、本人さんの意思決定支援が重視されています。
判断能力が低下して自身で財産管理等が難しくなったとき、その人の財産(だけでなくその他自由)等権利を保護するために、成年後見制度があります。
家庭裁判所で選任される法定代理人です。
当法人も後見等業務を複数受任しています。その判断能力の違いから、補助人、保佐人、成年後見人いずれも。
その中には普通(この言葉自体をよく思われない方もいるかもしれません)に会話できる方もいれば、ほとんど会話が成立しない方もいらっしゃいます。
しかし、皆それぞれ意思があるのです。
会話ができているからといって真意がそれとは限りませんし、会話ができているからといって意思がないわけではありません。
その意思決定を支援するのが後見等業務です。
とかく、この選択がいいんだと先回りした代行決定をしがちですが、あくまでも意思決定支援がメインであることを忘れてはいけませんね。
さてさて、
子育てって、いろんなことを学ばせてくれますね。
私は浄土真宗本願寺派の寺の住職でもあるので、先日、京都旅行で息子を初めて本山に連れていきました。
長い時間チャイルドシートに入れられて行きたくなかったかな?楽しいかったかな?
宿の夕食で火に近づかないかヒヤヒヤ先回り。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~