一昨日、弁護士先生を通じてご紹介頂いた税理士先生から、家族信託のご紹介。
昨日、敏腕司法書士くんが税理士先生から聴き取りした内容を基にスキーム案を作成。
私とパートナー司法書士にプレゼンしてもらう。
疑問点を出し合い、相談者さんから聴き取りすべき点を確認。そもそも家族信託を使わなければならないのか?を含め、相談者さんの心配している点を大事にしようということでミーティングは終了。
本日、私が、ご自宅を訪問して初面談。
依頼者さんの心配を確認すると、なるほど、シンプルな遺言では対応できないこと、家族信託のスキームを使うのがベストであると判断。
ご自身が亡くなった後の、自宅の相続、配偶者・子どもの居住権の保護が主眼。
受益者が転々と移り、受託者は最終的な受益者とするスキームである。
スピード感も求められる案件であることを実感。
面談する役回りになることが多い私は、事務所に帰り、面談内容を事務所内で共有。
依頼者さんの人となり、事情、気持ち、家族の心配等々を共有。
これがミスの許されない案件であること、スピードも重要であることを皆が理解する。それによって取り組み方も変わってくるから。
このスキームを私たちの前に、相談者さんに提案された税理士先生の勉強量に尊敬。
私たちに任せてくれたことに感謝。
相談者さん家族の思いに、その責任の重さ感じる。
私たち司法書士は、ときに、家族のとても大切な時間に遭遇する。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ民事信託ブログ~