親しくなればなるほど、つらいな

2025年8月1日

本日、出社前に弊所司法書士くんから電話。

 

私は保育園に行く息子のお着換えのお手伝い中。

 

〇〇(被後見人さん)の施設から電話があり、〇〇さんが呼吸しておらず、救急車で△△病院に搬送されるとのこと。

 

すぐに病院に駆けつけると、施設の担当者さんがいらっしゃって、今ほど死亡確認されました、と。

 

〇〇さんとは月に1度施設で面談してきました。直近では2週間ほど前にお会いしていました。とてもお元気そうでした。実際、定期健診でも異常はありませんでした。昨日も普通に夕飯を食べ就寝したとのこと。

 

それが突然。

 

〇〇さんは昨年逝かれたお兄さんと二人暮らし。近くにご親族はいません。

 

病院で葬儀社を手配し、火葬まで当職が付き添います。

 

 

昨日は、別の被後見人さんのお見舞いに病院へ。この方もちょっと前までは普通に元気に働いていらっしゃいました。それが突然倒れた際に念のため行った精密検査で重篤な病気が発見。

 

月に1度の面会では、来るたびに私に「ありがとう、気を付けて」と声をかけてくれる優しい方です。風貌もそうですがお地蔵さんのような方です。

 

 

司法書士の業務のメインは登記や裁判所に提出する書類を作成する業務です。

 

事務作業が中心です。

 

でも、成年後見人業務だけは別。特殊です。

 

人と人。ほぼそれのみといった業務です。もちろん、財産管理といった業務もあるのですが。

 

なので、こういう場面はつきものです。

 

親しくなればなるほど、つらいな、って思います。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~

納骨をもって死後事務委任契約終了

2024年7月2日

司法書士法人カルペ・ディエムが法人成りしたのが2016年7月1日ですので昨日で、丸8年が過ぎました。

 

法人成りと雇用主になるというのが同時のスタート。

 

今は人も増え、それに伴って扱える業務範囲が増えました。

 

司法書士業務というのは登記のように比較的短期間で完了する業務もあれば、成年後見等のように一生続くような業務もあります。

 

先日、こんな業務が終了しました。

 

元々は成年後見業務でお世話になっている施設の方からのご紹介。

 

ご家族の成年後見申立のご相談からのスタート。

 

依頼者さんと最初にお会いしたのは病室。そこには、看護師さん数名、ケアマネージャー、介護施設の方も同席していました。

 

私は被後見人になるご家族のことに関心を寄せていたのですが、同席している方々は依頼者さんにことを心配されていました。

 

話を聞くと、依頼者さんは末期癌を患っており、完治の可能性はなくいわゆる終末医療の段階ということでした。

 

それでも依頼者さんは自分のことより、あとに残されるご家族のことを心配しています。

 

同席の方々からは依頼者さん本人の今後について相談されました。

 

結果、依頼者さんの死後事務委任契約についても相談にのることに。

 

もっとも、この段階ではそこまで緊急性を要すとは考えていませんでした。依頼者さんの体調のいいときを見計らって進めるというような。

 

しかし、3月の終わりごろ、病院から連絡があり、思ったより進行がはやいという連絡があり、相談されていた死後事務委任契約を速やかに進める必要がありました。

 

それまで聞き取りをしていたことを書面に起こし、お寺、葬儀社等と打ち合わせ。1週間後には、病院で公証人立会で死後事務委任契約作成。

 

その2週間後に依頼者さんは亡くなりました。

 

死後事務委任契約に従い、主だったご親戚、ご友人に連絡、簡素な葬儀、火葬。

 

その後必要箇所に支払いを済ませ、先日、四十九日(満中陰)の法要を済ませ、

 

依頼者さんにお聞きしていた、少し離れたご両親のお墓に納骨することができました。これをもって死後事務委任契約は終了となります。

 

事務的要素の強い登記に比べると、とても人間くさい業務だなって思いますね。

 

 

梅雨前のお墓は草で覆われていました。用意していった軍手、鎌で小一時間除草。蚊に刺されながらの納骨。

 

僧侶でもあるので、短いお経をあげました。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐブログ~

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