韓国戸籍を翻訳(帰化した韓国人の相続登記)

2023年1月31日

先日、ホテルで開かれたとある懇親会にて。

 

たまたま隣りに座ったのが、弁理士をしている同級生。

 

「弁理士事務所って翻訳業務も多いよね? どうしてるの?」

 

「プロに頼むことも多いんだけど、事務所内等内内のものは翻訳アプリを使っているよ。それで大まかには理解できるよ」と。

 

今日は、在日韓国人(帰化後死亡)の相続登記の準備。

 

手元には帰化後の日本の戸籍、帰化前の韓国戸籍も揃っている。

 

後、必要なのは韓国戸籍の翻訳。

 

有料でプロに頼んでもよかったんですけど、

 

「内内なら翻訳アプリでも・・・・・ 大まかには・・・・・」

 

相続登記に使う翻訳は司法書士がやっても構わない。

 

戸籍の文言は定型的。

 

戸籍に沢山の情報は載っているが、必要なのはその人の相続に関する部分のみ。

 

相続登記で戸籍を提供するのは、相続人の確定である。それが分かりさえすればよいのだ。他に相続人はいないよってこと。

 

ということで、1番名の知れた翻訳アプリをダウンロード。

 

韓国戸籍にスマホカメラをかざす。

 

瞬時に日本語に置き換わる。明らかな誤字は訂正。これまで何度も在日韓国人の相続登記をやっているので、参考資料(戸籍等や翻訳)を参考にしながら、大まかからちゃんとしたものに修正していく。

 

いい時代だ。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~

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