この土曜日、日曜日は実家の寺で報恩講でした。
報恩講は、浄土真宗開祖親鸞の33回忌が由来だそうだ。
つまり親鸞さんの法事。
年に一度の大きな行事。
他のお寺からも僧侶を招き、法話も聴けたりする。
土曜日も日曜日もそんなお話を聴けたわけだが、共通しているところ。
浄土真宗の仏様は阿弥陀如来。
私たちをそのまま仏に生まれ変わらせてくれると約束してくれる有難い仏様。
そんな大きな愛情を感じると、ちょっと優しくなれるよね、ってお話。
まあ、取り敢えず仏教とか宗教とか横に置いといて、
何か大きな愛情を感じたとき、ちょっとだけ優しくなれる。
私のコップに水が注ぎ続けられる。水が充ち満ちてポロっと滴り落ちる。
ポロっと優しくなれる。そんな感じ。この表現はステキだな。
自分に余裕があって初めて人に優しくなれると思っているところがある私ですが、余裕があるっていう状態も何か愛情を感じて充足しているときですかね。
ちょっとだけ、ってところが、ちょっといい。
優しくなれるなんて偉そうで、
ちょっとだけ優しくなれるってくらいがリアルだ!
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ報恩講ブログ~