年度末の繁忙を終え、味わったことのない疲労感。
「出席」に○したことを、若干後悔しながら、ベッドから這い出してホテルへ。
先輩司法書士の黄綬褒章受章記念祝賀会。
「金氏くん」と呼んでくれる、つまり顔と名前を憶えて下さっている数少ない重鎮。
会場には多くの出席者。
若い司法書士たちも多い。決して安くはない会費にもかかわらず。
これが、人徳ってやつだろう。
そして、お世辞抜きで、とてもいい会だった。
挨拶する先生。若干、否、かなり長い(本人が言っていた)。
このようなことを仰っていた。
章を貰ったのは私。でも、それを支えてくれたのは仲間、家族。けど、支えてくれた方々は章を貰えるわけではない。
表舞台に立つ、スポットライトを浴びる人は、称賛や褒章を受ける機会がある。つまり世間から評価を受けることができる。
しかし、その陰で支える多くの人のその行為は、世間から評価を受けないかもしれないが、それでもいいじゃないか? 誰かが必ず見てくれているものだよ。
もし見てくれていないとしても、自分自身は分かっているはずだ。
そのような趣旨だったと思う。
自分を支えてくれた周囲への感謝と、後輩司法書士たちへのエールだ。
目立たないけど、それは美しい。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ褒章ブログ~