暫く入院していたという会社の社長さんが、わざわざタクシーで来て下さって、役員変更のご依頼をして帰っていかれました。
「あれ? 名前変わった? 電話帳見ても分からんかった」
「はい、会社名が変わりました」
「カルペ・ディエムってどういう意味?」
「今を生きるという意味です」
「ほお、いい言葉やね、新しくなった名刺貰える?」
「勿論です」
また、別の会社さんから電話がありました。
「路(みち)さんいますか?」
(惜しい。て言うか、懐かしい)
司法書士法人カルペ・ディエムの前身である個人事務所は路(みち)法務司法書士事務所というんですが、代表である私金氏(かなうじ)ではなく路(みち)さんという人がやっていると思われることがよくありましたね。
路は屋号で、金氏の事務所です、と説明している司法書士。
電話を代わってもらうと、個人事務所時代に合同会社設立をさせて頂いた社長さんでした。
やはり、役員変更の登記のご依頼。
私が、路(みち)法務司法書士事務所という屋号にした理由は、路(みち)の傍らにあって、人とどこまでも繋がっていくというイメージから。
ああ、この場所にあり続けることに、意味があるんだな。
居ていいんだな。
って思えた一日でしたね。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ路ブログ~