寄り道

2019年8月14日

一月くらい前から、私の頭の中に残っているワードがある。

 

それも、かなり肯定的に残っている。

 

”寄り道”

 

である。

 

1か月くらい前に読んだ書籍「私は私のままで生きることにした」の中にこんなフレーズがあった。

 

「大切なのは、好きなだけ寄り道できる自由と、お互いの寄り道を許容する寛大な目」というのがあった。

 

人生は、”道”に例えられることが多い。

 

私の人生を振り返ってみても、20代は酷かった。

 

司法試験を受け続けた20代。言わば、黒歴史。ていうか、ほぼ記憶がない。

 

人生は有限だし、過ぎ去った時間は取り戻せない。

 

故に、ムダと切り捨てるのはあまりにつらい、時間が誰にだってあるような気がする。

 

それを”寄り道”という表現に置き換えることには、どこか優しさを感じる。

 

私の20代は、寄り道であったと思う

 

両親は、その寄り道を見守ってくれたとも思う。寛容な目だったと思う。

 

人生という単位で、10年という単位で、1年という単位で、”寄り道”はあっていいと思うし、それを許容できる経営者でいたいと思う。

 

仕事に目的・目標を掲げてを寸暇を惜しまず邁進するのも格好いい。

 

そうありたいとも思う。

 

それと同列に”寄り道”にも寛容でありたい。

 

失敗したとき、挫折したとき、「寄り道だったね」と笑えるくらいでいたい。

 

 

現在、夏季休暇中。

 

奥能登にあるワイナリーの帰り道。

 

何でこんなところに数台が車とまってるんだろう?と思い、車をとめるとこんな看板を発見。

目の部分は明らかに作為的に人工的に後付け。

 

”寄り道”したからこそ見れた景色もある。

 

と、思いたいよね。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ寄り道ブログ~

 

 

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