おひとり様のペット(遺言・信託)

2020年7月30日

公正証書遺言作成を支援した依頼者さんの弟さんが事務所に来られた。

 

遺言を残されたお姉様が、入院先の医師から長くない旨告げられたということを知らせに来てくださいました。

 

数日後、お姉様が亡くなった旨の電話。

 

ご主人が亡くなった後、お一人で暮らしていたお姉様。

 

90歳を超える方で、何度もご自宅にお邪魔して公正証書遺言の完成にこぎつけました。

 

1番の心配していたのは飼っている猫。

 

本当であれば、自身が元気なうちに、新しい行き先に引き取ってもらう方がいいのかもしれませんが、なかなか寂しいものです。

 

そこで、遺言の中で、それをお願いすることに。

 

任された方にも生前にお願いしておきました。

 

当法人は二次的な遺言執行者。

 

遺言執行者である弟さんが就職できない場合は、引き受けるということになっていました。

 

弟さんは遺言執行者を引き受けて下さるということで、当法人はその遺言執行のサポートに。

 

という訳で、本日、その新しい行き先に連絡をして、近日引き取って頂くことになりました。

 

とても話好きで、そして話し上手な依頼者さんでした。

 

依頼者さんの第一希望が叶えられて、私も安心しました。

 

自身が亡くなった後のペットのことが心配という方もいらっしゃるでしょう。

 

最近では、遺言だけでなく、信託という方法も注目されています。

 

信託においても経験の多い当事務所にご相談ください。

 

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ遺言ブログ~

 

 

 

 

 

 

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