今日は、セミナー講師の日。
北國銀行小松中央支店さんで、「相続登記の義務化について」
多くの参加者があってとてもいい雰囲気でした。
さて、このセミナーの内容を紹介する第4弾。本日が最後。
ご自身の相続で遺産分割協議が難しくなりそうだなって不安に思われる方は、今のうちに準備しておいてはいかがでしょう?
という前回のつづき。
遺される人たちを思い浮かべ、今からできる準備とは?
①遺言を残しましょう。
そもそも遺産分割協議をする必要が無くなります。遺される人にとってみればとても手続きがシンプルになります。
②家族信託という方法もあります。
セミナーでは詳細は割愛するのですが、信頼できる人に生前から財産を託し、その後の財産の行方も決めておくという方法です。
③財産目録やエンディングノートはいかが?
①や②の法律行為までいかないまでも財産目録を作っておくのはいかがでしょう?
子どもは意外とお父さんやお母さんがどこの銀行口座をもっているのか知らないものですよ。
財産目録と言っても難しく考えず、1枚の紙に、口座を持っている銀行・支店の列挙、可能なら口座番号も。保険会社や証券会社も。不動産がどこの市にあるかだけでも分かれば、調べる手間はぐっと減ります。
あと、モノではなく、思い・気持ちを伝えたいのであれば、エンディングノートという方法もあります。
そして、
もしかしたら、これらより大事かもしれないものとして、
④ 生前からコミュニケーションをとっておくということ。相続の話題はとてもナイーブだし、子どもさんも聞きたくないかもしれません。でも大切なことですよ、とお伝えしておきます(当職自身ができているかは別として)。
最後に、
⑤ 司法書士と仲良くなっておくことを勧めています(オチ)。
司法書士は相続税の申告とがっつり喧嘩になった場合の訴訟代理のこの2つはできません。
逆を言えば、それ以外はほとんどできます。
そして、司法書士は必ず仲間に税理士さん弁護士さんがいます。
相続相談の窓口としては最適であると自負しております。
でも、司法書士も知らないよ、という方も大丈夫です。
司法書士法人カルペ・ディエム があります。
ラテン語で “ いまを生きる ”
代表司法書士 金氏克弥(かなうじ かつや)
石川県金沢市北安江三丁目13番16号
TEL 076-255-0842
ご清聴ありがとうございました。
次は、6月10日(木)15時~ 北國銀行 七尾支店
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~