石川県の司法書士は登録するにあたって、他の司法書士事務所で2週間ずつの研修を受けないといけない。
2週間の短い研修にどれだけの意味があるか分からないので、うちで研修をする新人さんには、不安になったらすぐに研修先の司法書士に連絡できる関係をつくることだよ、とお勧めしている。
そうすると、定期的にうちの司法書士くんのところに連絡がくるようになる。
たまに、お土産持ってきてくれるので、私も分けて頂く。
司法書士のやりがいなんて、誰かに頼りにされることくらいなもんで(そんなに儲からないし。。)、同業者だって例外ではない。
あのブログに書いてあったことと同じような案件がきて教えてくれませんか?と他県の先生から連絡があったり、
石川県内の先生からも、東京にも事務所があるうちに不動産登記をお願いされたり、
今日は、以前破産した会社さんを譲渡人とする不動産登記をされたでしょ?とやはり県内の先生から連絡があり、うちでやってもらった方がスムーズでしょうから紹介していいですか?ということになった。
そういえば、7年ほど前に、裁判所にスポット清算人選任の申立をし、その法人を譲渡人とする所有権移転登記したな。
あっ、法務局との打ち合わせ段階では清算人選任の商業登記要らないと言われたのに、不動産登記申請したら、やっぱり商業登記してって梯子外された記憶が蘇ってきた。
やったことなくてもまあ挑戦して、それが経験となり、思いがけず誰かに頼りにされることもあるんだなってしみじみ感じたわけです。
明日は、やはり県内の司法書士から紹介された、時効取得の登記のための訴状を作成します。
これくらいしか司法書士のやり甲斐はありませんから(そんなに儲からないし。。)
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐやり甲斐ブログ~