近くの信金さんから連絡あり。
住宅ローンのお客さん(債務者・抵当権設定者)が亡くなり、団信で全て支払いが完了したので抵当権を抹消したい。
が、まだ相続登記が済んでいないので、奥様の相談にのってあげて欲しいとのこと。
というわけで、朝一、隣町のご自宅へ。
ご自宅の前の駐車場に車を停めると、
賑やかな犬の声。
実家のこいつを思い出す。
名前はぷう(最近知ったが正しくは”ぷうた”らしい)。
帰ると取り敢えず吠えられ、手をかざして舐めさせると、思い出すのか?大人しくなる。
相談者さんのお宅の玄関に入ると、どうやら同じ種類のワンちゃんが飛び跳ねている。
そして、やっぱり吠えられる。
居間のこたつで相談開始。
と言っても、手続きだけを見ると、オーソドックスな相続登記。必要書類もほぼ揃っている。
いつもと違うとすれば、
ひざの上にワンちゃんがいて、そうかと思えば、左肩に前脚をかけ頬を舐めてくれるのに任せ、背中に飛び乗るのを任せながら、調査書にペンを走らせていることぐらいか?
なんせ、こたつですから。位置が低い。
やられ放題である。
構ってくれてありがとう。
”くう”ちゃん(帰り際名前を知ることになる)。
委任状にサインを頂き、お宅を後にする。
帰る途中で、市役所により、足りない書類を補っていく。
事務所に戻ると、既に会社設立登記の打ち合わせを終えたパートナー司法書士に一式書類を渡す。
戸籍類を見ながら手際よく、遺産分割協議書、相続関係説明図を作成していく。
2件続いた接客をしている間に、他の相続人に、作成した遺産分割協議書を郵送してしまっていた。
ご依頼から、書類作成、郵送と、最速だな。
って、感心。
あまりに仕事が速いので、もう1つの相続案件も押し付けて、私は、別のお客様のお宅へ出かけていくのです。
速いというのも、大事なサービスです。
司法書士事務所としましても。
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