先週、新聞で、東京事務所を開設するにあたって、東京在住の方のUIターンを応援していきたい旨のことも記事にして頂けました。
そのことで、既に私どもよりずっと前から熱心に取り組んでこられた企業さんから、コラボしたいという有難いお問い合わせが続いています。
私自身もかつてそうであったように、
都会に憧れ、進学を機に、就職を機に、石川を離れ、生活の基盤が出来上がっていく。
しかし、ふるさとというのは不思議なもので、
やはり、ずっと身体の中にあって、捨て去るべきものでもない。
全員が全員そうというわけではないが、あれほど強く憧れを抱いていた都会の生活が絶対というほどではなくなっていく。
親が元気なうちは反発して飛び出して行ったかもしれないが、たまに帰省したときに感じる老いみたいなものに、あれっ?もしかしたら?俺、ふるさとに戻りたいかもという思いがよぎるという人もいるのではないだろうか?
子どもも既に独立したし、とかね。
そんなとき、背中をもうひと押ししてくれるものは、やはり”仕事”ではないだろうか?
地方には、田舎には仕事がない?
本当だろうか?
地方に仕事がないから若者は東京に向かうのだろうか?
もっとシンプルに、東京に憧れがあるからなんじゃないかな?
ならば、その憧れが薄らいだとき帰ってきてもいいんじゃない?
では、司法書士ならどんなお手伝いができるだろうか?
直接お手伝いできるとすれば、起業のお手伝いということになる。
東京にいるうちに会社設立の相談を受けて、定款認証は金沢のスタッフがこなし、費用・時間の負担なくご要望にお応えできる。
そういうご要望があれば、お申し付けください。
起業する際に必要になるテナントのご紹介できますよ、というのが先週末お問い合わせくださった企業さんのご提案。
そういう方もご紹介できます。
が、起業を選択できる人というのは、もしかしたら決して多くないのかもしれない。勝手な司法書士側からの視点にすぎないのかもしれない。
それで、本日の打ち合わせである。
ここはシンプルに就職口をご紹介できます、そういうい形でコラボしませんか?というご提案でした。
主にホテル等の宿泊施設での就職に強みを持っていらっしゃるそうです。
こういう企業さんを紹介するというのは、司法書士の仕事ではありません。
でもね、もし、ふるさと石川に帰りたいなって思って、たまたま、なぜか?うちのサイトに迷い込んだあなた。
何かのご縁です。
そんな企業さんをご紹介するなんてたやすいことです。
たまたま最初の窓口が司法書士法人カルペ・ディエムのサイトだったというだけです。
私も大阪で勤務していて独立を機に石川に戻ってきたUターン正確にはJターン組です。
勤務時代の同僚とは定期的に今でも大阪で飲み会を開いてもらっています。
皆勤賞で参加しています。
SNSでも繋がっています。
意外と、大阪と石川、東京と石川も離れていないのかもしれませんよ。。
本日の打ち合わせの最後。
「司法書士さんって、登記だけする人だと思ってました」
「司法書士らしからぬ司法書士になりたいんです」
~石川県金沢市の司法書士が東京と繋ぐブログ~