○○合同会社から○○株式会社へ (あの日夢見た・・・)

2016年10月4日

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本日、夕方、ある法人登記が完了した。

 

何故かは分からないが、申請から10日かかった。

 

そんなに多くない登記ではあると思うが。

 

内容は、合同会社から株式会社への組織変更登記。

○○合同会社を○○株式会社に変えたいというもの。

 

会社を設立したいというとき、多くは、

株式会社か合同会社のどちらかを選択する。

 

法人格が必要なんだ。

株式会社であることにこだわりはない。

なら、初期費用を抑えることができる合同会社がいい。

と、選択する方は増えている。

 

では、

株式会社であることにちょっとした憧れみたいなものを持っている方はどうだろう?

どうせなら代表取締役がいいって思う方は?

 

個人事務所より法人がいい。

という、ある意味単純な思いで、しかしかなり熱い思いで、法人化した私は。

 

そんなどこか子どものような、起業家の思いに共感してしまう。

 

合同会社で始めたものの、

あの日夢見た代表取締役と名乗りたい、株式会社を作りたいという思いが芽生えた方に準備されたのが、この株式会社への組織変更登記である。

 

株式会社を新設するより、はるかに難しい登記である。

 

時間もかかる。

 

司法書士にお任せを。

 

※ 記事と関連したサービス内容

株式会社への組織変更

有限責任事業組合(LLP)作りたい人、手挙げて。

2016年10月3日

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LLPって作ったことあります?

依頼者さんの最初の質問。

 

ありますよ。

私の回答。

 

これはウソである。ただし、故意ではない。

 

この時点の私の頭の中はこう。

LLP=合同会社。

 

実は、ちょっと違和感。

 

合同会社の設立登記なら既に何度もしている。

初期費用を抑えたい方には魅力的な法人形態である。

 

依頼者さんが帰られたあと、この違和感の理由がはっきりする。

 

そう、

 

LLPは合同会社ではない(LLC=合同会社)

 

LLP=有限責任事業組合のこと。

司法書士である私が、ぼやっとしていたのだから、初耳だという方も多いのでははなかろうか?

 

パートナー司法書士に準備に取り掛かってもらう。

どう出来そう?

 

ニヤリと頷く。

本当、頼りになる。なる。

 

僕らは「司法書士」である。

登記である以上、できないことはない。例え、初めてでも。

経験がほぼ確実な推測を呼ぶ。

 

LLPは定款がないんだよ。その代わり、契約書がある。

でも、内容は定款に酷似している。

なら作れるさ。

 

公証人役場での認証はない。

そんなのLLC(合同会社)で経験済み。

 

資本金はいつ入金するの?

契約後(=定款作成後)なら問題ないはず。

 

組合員、職務執行者(たぶんこれが出てくるケースが多い)等、馴染みない役職の方は出てくるが、恐るに足らない。

 

というわけで本日、無事、申請完了。

 

ちなみに、本当はやったことないことは2回目の打ち合わせで伝えてあります。

十分説明して安心頂けたと思っています。

 

※ 記事に関連したサービス内容

合同会社設立

 

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