昨日の産経新聞のデジタル版?にこんな内容の記事が載っていた。
会社設立にクラウド業者を活用して、設立手続を1本化するというもの。
司法書士じゃなくてクラウド業者なのね。。。
現時点では、会社は法務局で設立登記がされて初めて誕生する。
その後、設立届を税務署に提出する等、公的機関に申請することがあったりして複雑。これが足枷になっているので、もっと起業しやすくしようという政府の成長戦略の一環らしい。
結論を29年度中に出すらしい。
ご存知の通り、設立登記は、司法書士の仕事。
それもかなりワクワクさせてくれる楽しい仕事。
近い将来、それが無くなっちゃうのかな??という、司法書士としてはちょっとショッキングなニュース。
では、設立登記は、本当に起業のための足枷になってるのかな?
起業って、そもそも法人化することだけじゃなくて、個人事業として始めることだってできるよね?
起業した後、1年に満たなく廃業する割合がものすごい高いって聴いたことあると思うんですよね。
だったら、
起業した人が、その事業を継続・発展しやすくしてあげることの方が大事なんじゃないかな?
そこに弊害となっている規制があるなら、そこを緩和すべきだと思うんですよね。
少子高齢化が進み、マンパワーが使えなくなり、色々と効率化が求められている昨今、何も日本の成長に足枷になっているようなことで飯を食いたいとは思いませんよ。
成長の足枷になってるのはそこなの?
と、疑ってみて欲しいな。。
と、かかる記事を読んだ、末端司法書士の一感想でした。
とは言え、現時点では、会社は設立登記で誕生するという事実は事実。
設立登記の仕事が司法書士の手から離れるまでは、司法書士法人カルペ・ディエムに設立登記をお任せ下さい。
あなたが自分で設立登記をすべきでない、という考えには賛成です。
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