なぜ司法書士は仕事中にユニクロに行くのか?

2017年5月25日

うちはタイムスケジュールアプリで、みんなのスケジュールを共有しています。パソコンとスマホで見れます。

 

色の違いで区別しています。

 

その組み立ては各自の判断に任せております。

 

本日最後は、銀行と依頼者さんのところへ完了登記書類の配達。

 

スマホが震える。

 

数日後の予定に、グリーンで「ユニクロ」の文字。グリーンはパートナー司法書士。

 

ショッピングに行くのも、特に何とも思いません。スケジュールの組み立ては自由です。

 

 

パートナー司法書士は、午後から被後見人さんが入院している病院へ。

 

そう言えば、数日前に病院のスタッフさんと電話してました。

 

病院でおやつを食べている様子を見たいということで、おやつの時間を確認し、その時間に合わせての訪問。

 

そして、最近、急に暑くなってきましたよね。

 

衣替えのこともスタッフさんと話をしている様子。

 

実際に訪問を終え、おやつの様子と、着ているモノのを私に報告。

 

その後、事務所を任せて先の配達に向かう私。遠方に住んでいる被後見人のご家族に訪問の様子を報告する彼女。

 

 

なるほど、

 

ユニクロの文字の意味を理解する私。

 

被後見人さんのために夏物を購入するようです。

 

 

成年後見人は、判断能力が欠けた状態にあることが常態化している方に代わって財産を管理する法定代理人です。

 

きっちりと財産を管理することがまずは求められます。

 

しかし、人と人ですから、ちょっとした配慮。きめ細かい配慮が大事ですね。思いやりと言っていいと思います。

 

遠方に住んでいるご家族は心配されているだろうな?という想像力。ちょっとした報告がどんなに嬉しいか。

 

うちはいい事務所だなあ、と他人事のような感想。

 

そして、こうも思うのです。

 

こういう優しい仕事というのは、気持ちに余裕がないとできません。

 

したがって、忙しすぎて手いっぱいという状態にさせないのが、少なくとも所長の仕事かなって。

 

私が、もう1人司法書士に来てもらおうと思ったのはそういう訳です。

 

そしてその司法書士にも、やっぱり優しい仕事をして欲しいと思います。

 

 

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