一般社団法人をすぐに設立したいとき

2017年6月15日

1日中書類を作ってるなという日もあれば、1日中運転してるなという日もある。

 

本日は後者。午前は隣市に隣々市、午後は隣県の隣々市、隣々々市。そんな言葉あるのか?

 

 

 

さて、本日6月15日朝一の仕事は、登記書類の回収。

 

昨夕18時に完了メールが届いた一般社団法人設立登記完了。ちなみに法務局が閉まるのは17時15分。

 

取り敢えず一安心。

 

今回の一般社団法人設立登記の最大のご要望は6月16日までに銀行口座が作れること。

 

これがミッションである。

 

正式に受任したのが、6月2日の夕方のメール。事前面談は済んでいたので内容は把握。

 

実働は週明けの6月5日から。

 

6月16日までに申請(設立)したい、なら何でもない。

 

16日に銀行口座が欲しいということは、15日には完了していなければならない(最悪、16日午前)。

 

我々は知っている。

 

金沢地方法務局における、株式会社以外の法人登記の完了予定のクセを!

 

株式会社に比べ遅い。

 

それら法人の司法書士関与率が低く、一般の方が自分で登記するので補正(訂正)の機会が多いから、とまことしやかに言われているが真実は分からない。

 

ここで大事なのは、若干遅いということを知っているということ。

 

株式会社設立なら3日見ておけば大丈夫(早ければその日のうちにということも)。

 

が、一般社団法人設立では大丈夫とは言えないのである。

 

1週間は欲しいということで、うちのパートナー司法書士は、6月8日申請と決めて動き出した。

 

一般社団法人は株式会社同様、設立に公証人役場で定款認証が必要。

 

6月8日朝一に公証人役場を予約。

 

となると、6月7日には全ての必要書類に押印しなければならない。

 

一般社団法人設立の特徴は、資本金の入金が要らないこと、そして登場人物(社員)が多くなりがち。

 

1人から設立できるのだが、

 

当事務所が受任する案件の傾向とすると、こうだ。一人一人が既に独立して自分の事業をやっている。もっと言うと上手くいっている。そんな一人一人が手を携えて一般社団法人という形で自分たちの業界を盛り上げていこう。

 

こんな感じ。

 

なので登場人物が多くなりがち。多くなると押印の数も増えるということ。

 

振り返るとこうなった。

6月2日受任。5日定款完成。6日必要書類に押印(5名)。8日定款認証・登記申請。15日登記完了(正式には14日か?)・銀行口座開設。

 

ミッション完了。

 

小っちゃいことかもしれないけど、一般社団法人設立は申請から完了まで時間がかかるというクセを知っていた、うちのパートナー司法書士の勝利である。

 

経験って大事。

 

 

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