ここんとこ、契約書を作って欲しい、作ったから見て欲しいというお問い合わせが続いている。
それはお世話になっている会社だったり、顧問先だったり、単発だったり。
共通してるのは、社長さんからのご依頼ということ。
どういうビジネスモデルなのか?
どういうトラブルを経験したのか?
どういうリスクを感じてるのか?
こちらばかりを有利にしてそもそも契約できなかったら意味ないなんてこともあるわけで、その辺のバランスが大事だったりもする。
先日、提案した契約書には、沢山の修正点が加えられて返ってきた。
ダメだしというのとはちょっと違う。
大枠は間違ってなかったようで、そのまま採用されたが、中身は、その業界の専門用語がびっしり。
なるほど、今のこの業界はこんなんなんだって、とても刺激的である。
僕らは、その専門用語を理解しつつも、民法・商法の世界に落とし込んでいく。
法律論は勿論、表現方法について、事務所内で練っていく。
基本、素案の素案は所長の私が作るのだが、
2人の司法書士から、平気でダメ出しがくる。
「何言ってるか分からない」と。
司法書士が理解できない文章を、一般の方が理解できる訳がない。
契約の相手が理解していないのであればトラブルの元である。
というわけで、やり直し。
国語の時間である。
僕らはこうやって契約書を作っていく。
社長!
まだ、契約書を自分で作りますか?
従業員に作らせますか?
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