今日は、お医者さんが法人化して基金を拠出することを原因として、不動産の名義を変更するという登記のために、本人確認へ。
押印が一通り終わった頃、奥様がご主人の横に座られて、
何でもお聞きするのですが、という前置きをされて「カルペ・ディエムってどういう意味ですか?」と。
名刺を裏返して、「ラテン語で今を生きるっていう意味です」
奥様「ああ、昔、そういう映画あったね」
ご主人「あったな、あれいい映画やった」
と二人の声に熱がこもった。当然、私のテンションも上がる。
私「はい、いい映画でしたよね。まさにその映画の台詞から取ったんです」
ご主人「その感動を今でも?」
私「はい、なぜかずっとあって」
奥様「いや、あれは本当に感動する映画でしたもの」
再度、名刺を表に戻し、隅々まで目をやり
ご主人「ほう、東京にも事務所が?」
私「はい、うちも昨年法人成りしまして、今年から東京事務所を設けました」
ご主人「このロゴはどうしたの?」
私「業者にデザインしてもらいました。思いを伝えて」
ご主人「とてもいいね」
私「ありがとうございます。司法書士って登記するだけと思われるかもしれませんが、実は裁判もできたり、日々法律相談にものっています。だからこれは公園のベンチをモチーフにしてまして、荷物を置いて一休みして行ってほしいというぐらいな意味でして・・・」
奥様「聴いてみないと分からないものですね」
私「聴いて下さってとても嬉しかったです。話さないとただの私の自己満足ですから」
とても嬉しいテンションの上がる本人確認になりました。
”Carpe Diem”(カルペ・ディエム)
”今を生きる”
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