不動産売買決済の立会というのは午前に行われることが多い。
昨日午前の決済は、売主さんが高齢な方。
場所はご自宅。
ダークスーツ(後悔)を来たやつがやってきて難しそうなことを言っている。
警戒というか怯えにも似た目。
大丈夫ですよ、っていう感じで終始笑顔。最初の30分は売買の話をせずに、その場にこのダークスーツの男がいることに違和感がなくなるまで世間話。
今日は、銀行の応接室で決済。
買主は香港の方。
登記には買主の住民票が必要なのだが、宣誓供述書で代用。日本語訳付き。
応接室に一番最後に登場した私。
テーブルの真ん中に、スピーカーがオンになったスマホ。
買主さんに広東語?で通訳してくれる方がスマホの向こうにいてくれる。
仲介の不動産屋さんは流暢に英語を話している。
ほぼ8割、テーブルの真ん中のスマホに向かって話している感じ。
ちなみに、外国籍の方が依頼者でも報酬が特別割高になるわけではない。この決済の場に必要書類を揃えるのに汗をかいているのは当職ではありませんし、通訳までセッティングしてこの場を作ってくれたのも当職ではないからです。
「サンキュー ベリー マッチ」
私が唯一最後に使った英語。領収書を渡すとき。
売主さんが高齢な方だったり、買主さんが外国籍の方だったり、これから増えていくでしょうね。
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