所長である私は浄土真宗本願寺派の寺の副住職でもある。
ゆくゆくは住職になる私は、(司法書士をやりながら)、この週末、京都で二泊三日で勉強会に参加してきました。
参加者の半分くらいは、お寺の跡取り。別の仕事もしていて時間がとれず、ダイレクトに住職の資格が取れず、この勉強会に参加しないといけない方々。
つまり、同じような境遇。
そこには、暗黙の、共感、連帯感みたいなものを感じる。
僕らは、思い通りに生きられるわけではない。
何かを受け入れ、苦しみながら、もがきながら、それでも一所懸命生きている。
今を生きている。
仏教では、人生は苦であるということを一つの諦、真理としている。
どうだろう? 毎日が楽しい、幸せだと感じてるときには気づけない。
でも、人生は苦だと、感じざるを得ないときってみんなあるでしょ?
だって、人生は有限だもん。
愛別離苦、どんなに愛してても別れざるを得ない苦しみ。
求不得苦、どんなに求めても得られない苦しみ。
人生は苦だ、と言ってくれた人がいる、自分だけじゃない、多くの人もそうなんだという共感があれば、ちょっとは救われるんじゃないかな?
ちなみに、苦の原因は愛だ、と言ってるところがすごいよね。
僕は、今を生きています。
苦しみながら今を生きています。
カルペ・ディエムはラテン語で”今を生きる”の意。
司法書士法人カルペ・ディエムは今日から3年目。
”Carpe Diem”