愛別離苦 求不得苦

2018年7月1日

所長である私は浄土真宗本願寺派の寺の副住職でもある。

 

ゆくゆくは住職になる私は、(司法書士をやりながら)、この週末、京都で二泊三日で勉強会に参加してきました。

 

参加者の半分くらいは、お寺の跡取り。別の仕事もしていて時間がとれず、ダイレクトに住職の資格が取れず、この勉強会に参加しないといけない方々。

 

つまり、同じような境遇。

 

そこには、暗黙の、共感、連帯感みたいなものを感じる。

 

僕らは、思い通りに生きられるわけではない。

 

何かを受け入れ、苦しみながら、もがきながら、それでも一所懸命生きている。

 

今を生きている。

 

仏教では、人生は苦であるということを一つの諦、真理としている。

 

どうだろう? 毎日が楽しい、幸せだと感じてるときには気づけない。

 

でも、人生は苦だと、感じざるを得ないときってみんなあるでしょ?

 

だって、人生は有限だもん。

 

愛別離苦、どんなに愛してても別れざるを得ない苦しみ。

 

求不得苦、どんなに求めても得られない苦しみ。

 

人生は苦だ、と言ってくれた人がいる、自分だけじゃない、多くの人もそうなんだという共感があれば、ちょっとは救われるんじゃないかな?

 

ちなみに、苦の原因は愛だ、と言ってるところがすごいよね。

 

僕は、今を生きています。

 

苦しみながら今を生きています。

 

カルペ・ディエムはラテン語で”今を生きる”の意。

 

司法書士法人カルペ・ディエムは今日から3年目。

 

”Carpe   Diem”

 

 

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