先日、ミーティングで、パートナー司法書士が敏腕司法書士くんに、
「それがお客さんのためになると思ったら、都度、金氏さん(私)の判断を仰がなくてもいいと思うよ」
と私の前で、私の判断を仰がずに意見していた。
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おいおい、
その通りだよ。うん。
その場ですぐに答えを出さないといけない場面ってあるもので、お客さんのためになると思っての判断であれば、所長の私、正確には事務所の方針に沿ったものになるだろうし、大きな間違いはおかさないから、あんまり心配する必要ないよってこと。
昨日、仕事の合間に、デパートに立ち寄ったんですね。ハーフパンツ(半ズボン)が欲しくて。
店舗に入ると、目に飛び込んできたものが気に入り、試着もして、レジに持って行くと、
「お客様、この商品、明日になりますと、セールの対象になりますよ。お取り置きしておきますので、明日から8月5日までに取りに来て下されば、そのお値段で買えますよ」と。
「えっ? お幾らくらい安くなるの?」
計算機を叩き、「6,000円ほど」(3割引き)
「そんなの絶対明日来ます。ありがとう、助かります」
「いえいえ、少しでもお安い方がいいですもんね」
このお店はかなり久しぶりに立ち寄ったお店で、店員さんも私のことを知らない。絶対。
(バーバリーじゃなくなってからは、足が遠のく。ごめん、ミーハーで)
今日なら6,000円高く売れる。単純に6,000円儲かる。
常連客ならまだしも。
でも、
ちゃんと感動したよ。私。
なんか美人店員さんだったような気もしてきた。
事務所でこのことを二人に話したら(その前提として業務中買い物してたことを自白する必要があったが)、すごいと感動してくれた。
敏腕君、「後で知って、何で言ってくれなかったの?と気を悪くする人もいるかもしれませんもんね」と。
そうだね。
やっぱり、お客さんのためを思ってした判断は間違いない。
ときに感動すら与えれる。
僕らの仕事はスポットつまり単発の仕事がほとんどだ。でも機会があってリピーターになってくれるとすれば、一つ一つの仕事でお客さんのためを思ってしたかによるんだろうね。
当然、今日、お取り置きしておいてくれた商品を買いに行きました。3割引きで。
業務中。
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