だいぶ更新が途絶えていた。
途絶えていた間に起こったことをつらつら書いてみよう。
先日、譲渡担保を原因とする債権譲渡登記が完了してきた。
とある金融機関(債権者)が会場。
不動産売買の決済立会と同様に、ミーティングスペースの真ん中に座らされる。
両サイドには、債権者さんと債務者さん。
どちらも顧問弁護士が同席。
長く裁判、そして契約をリードしてきた二人だ。
若干、緊張。たぶん私が一番。
債権譲渡登記に必要な押印書類は委任状のみ。契約書に調印していく流れで、委任状にも押印頂く。
が、全てが終わると和やかなものだ。
「先生、いつ頃終わるかね?」と一方の弁護士さん。
「10日もあれば」(少し余裕を持って答える)
もう何も検討の余地はない。後は登記するだけだから。
どんな登記かというと、債権者が、債務者が第三者(第三債務者)に持っている債権を担保にとるというもの。
法務局は金沢ではない。全国どこでやろうと、法務局は東京本局のみ。
帰り際、債権者さん(金融機関)が「先生、助かりました。今までこの手の登記は東京の司法書士にお願いしてたんですよ」
「○○先生(顧問弁護士)に尋ねたら、金沢でも債権譲渡登記出来る司法書士さん知ってますよ、と言われたものですから」
そんなに頻繁にある登記でもない。
私も数年前にやって以来。
まあ、司法書士は一度でもやれば、慣れてる感バンバンに出しますから(内心、緊張してても)。
(他にやってる司法書士も知ってるけど)
当然、そのことには触れず、得意そうにその場を後にする。
1週間ほどして、大量に発行された登記簿を債権者さんに配達して、この仕事は終了。
金融機関さん、弁護士さん、
うち、債権譲渡登記できますよ!
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ債権譲渡登記ブログ~