遺品整理と仏壇じまい

2019年7月31日

2週間ほど前だったでしょうか?

 

お付き合いのある遺品整理の会社さんから電話があって、「魂抜きをお願いできないでしょうか?」と。

 

遺品整理をするにあたって、仏壇じまいをするのにお経をあげて欲しいといううもの。

 

日にちを確認すると、31日つまり今日。

 

基本月末は登記が忙しいので、それらが終わるであろう16時ならと返事。

 

で、本日16時に遺品整理の現場であるお宅へ。

 

金沢は35℃の猛暑。

 

現場には、遺品整理の従業員さんたちが汗だくで作業を進めている。

 

社長さんから、依頼者さんをご紹介され、仏壇の前に通される。

 

既にエアコンは取り外されているのか、汗が噴き出る。

 

が、後ろからフルパワーの扇風機を私の背に当ててくれていた。つまり、依頼者さんはエアコンもなく、扇風機の風も当たらないところで、読経が終わるまでお付き合い下さいました。

 

私が、この仕事を引き受けるのは、何とも言えない気持ちになるから。

 

相続を扱う司法書士にとって、遺品整理の会社さんは比較的近い存在である。

 

遺品整理に仏壇じまいは付き物(ちょっと言い過ぎ)。

 

仏壇をただの箱と考えないお気持ちが、いいなって思うし、

 

司法書士だけど、僧侶でもある私を必要とされている感を味わえる。

 

必要とされている感は、仕事に欠かせない。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ仏壇じまいブログ~

 

 

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