本日は、東京出張。
新宿のとても大きなビルで、少なくとも金沢に存在し得ない大きなビルで不動産売買決済の立会。
消費増税前ということか?
不動産売買決済が重なっていると、仲介の担当者さん。
顧問先の金沢の会社さんが、東京に子会社を作りたい。と。
10月1日に。
株式会社を東京で設立する場合、東京の公証人役場で定款認証しないといけない。
オンラインでやり取りできるのだが、最後はどうしても出向かないといけない。
支払も現金だ。
どうも今どきでない。
が、制度上そうなので仕方ない。
丁度、今日、先の決済立会の出張が入っていたので、それとセットに。
時間的に余裕がある時期なら東京事務所にお願いするところだが、今回は、出張とタイミングがぴったりだったので。
帰りの新幹線も考えて、東京駅最寄りの公証人役場を選択。
目と鼻の先。「八重洲公証役場」
本日、私が出向くだけにまで手配してくれたパートナー司法書士曰く「東京の公証人役場は丁寧だ」と
どれどれ本当か?
担当者さん「書類を見ながら、カルペディエムって何語ですか?どういう意味ですか?」
私「ラテン語です。”今を生きる”っていう意味です」(笑顔)
担当者さん「今を生きる・・・・ いまを生きる? 昔そんな映画があったような」
私「そうそれです。映画のセリフからとったんです」
担当者さん「最後、机の上に立つやつでしたよね?」
私「そう、それです」
なるほど、デキる。こういう何でもない会話ができるって、余裕ですよね。その余裕が丁寧な仕事に繋がるんだろうなって感心。
次に現れたのは、公証人。
担当者さんが公証人の方を向いて「カルペディエムってどういう意味だか分かります?」と何かいい感じ。
公証人「先生とは初めてですかね?」と名刺交換を求められる。
公証人と名刺交換するのは初めてだ。
私「石川から来たので初めてです、笑」
公証人「それは遠いところから。今後ともよろしくお願いします、笑」
という訳で、無事、東京での定款認証も完了。
10月1日設立のご希望も無事果たせます。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ会社設立ブログ~