今日は、公正証書遺言の証人立会がありました。
遺言者さんは飲食店で働いていて、店長さんが公証人に持っていくといい、と〇〇のかば焼きを持たせてくれたそうで、
公証人の執務室で、ナイロンに入ったかば焼きを公証人に勧めていました。
公証人は、受け取るわけにはいかないと、苦笑い。
ああ、これが「苦笑い」なんだなって、何となく思う。
じゃあ、司法書士さんどう?と矛先がこちらに向く。
こういうの全然気にしないので、「遠慮なく」と受け取る。
公証人に「食べてもいいですか?」と尋ねると、どうぞとの回答。
執務室に甘くて香ばしい匂いが立ちこめる。
もう1人の証人であるうちの司法書士くんとかば焼きを食べる。
公証人は「ウエットティッシュいるね」と慌てて出ていく。
公証人役場で、証人立会中に、かば焼きを食べたのは初めてだった。
残ったものもお土産に頂き、事務所に帰って美味しく頂きました。
何とも賑やかな、公正証書遺言証人立会でしたね。
さて、今週立て続けに、以前、公正証書遺言作成の支援をさせていただいた方々のご親族(遺言執行者)から連絡がありました。
「〇〇が亡くなって」と。
遺言に従って、不動産、預貯金の名義変更に着手していくことになります。
中には、作成から数か月という方もいました。
変な言い方ですが、間に合ったという気持ちになりましたね。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ遺言ブログ~