3月後半は忙しく、
それを言い訳にして、だいぶブログ更新が空いちゃいました。
コロナが減ってきたと思いきや、また増え始めていますね。
このコロナは司法書士の仕事の仕方にも影響を与えているように感じます。コロナがなかった時代とある時代を堺に大きく変化するように思います。
司法書士事務所には大きく分けると司法書士と補助者という2タイプがいます。
能力の違いではなく、資格の有無の違いです。
そして、99%同じ仕事をしていますが、1%、本人確認だけ司法書士しかできません。相談もそうかな。
本人確認というのは、登記、依頼の意思の有無の確認です。
この本人確認は、司法書士の職責で行います。
原則、本人にお会いして、その意思を確認します。
しかし、このコロナ。会うということを難しくしています。
テレビ電話、zoom等を利用する頻度が増えるでしょう。こんなことはコロナ前は想像はしてても実際に利用するとは考えてませんでした。
先日、家族信託の相談を受けました。
これを施設に入所している高齢のお母さまに説明して欲しいということでした。
分かりました、とお会いする日程を調整していると、施設から待ったがかかりました。
なんと、面会するには、防護服を着て、事前にPCR検査を受けて欲しいと。
お子さんである依頼者さんはそれを許容しても、当職はそこまでは無理です。
施設と相談した結果、依頼者さんは防護服・PCR検査、当職はzoomを使って遠隔で解説ということに。
実際、ある病院では、入院している被後見人さんとは今でも、病院のタブレット越しでしかお会いできていません。
これらは移動、そしてその時間・費用を軽減できる可能性があります。
コロナがおさまってもあり得る手段です。
全部が全部とは言いませんが、今まで当たり前と思っていたことが無駄、若しくは絶対的に必要という訳ではなかったと気づいてしまった。
スマートな仕事の仕方、経営が求められますね。
もちろん、司法書士の仕事の肝は、人との信頼関係、優しさですから、そこを疎かにしないという前提は残りますがね。
ここで言うことでもありませんが、
スマートに働ける優しい司法書士を募集しています。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ家族信託ブログ~