コロナ禍にあって、特に最近のオミクロン株の流行にあって弊所でも少なからず影響が出ています。
子どもが通っている幼稚園の休園等でスタッフさんが出勤できなかったり。
マンパワーが削られている感はありますね。
そんなコロナですが、良い方向での変化もあります。
Zoom等テレビ電話を利用した業務が増えてきました。
例えば、株式会社の設立のための定款認証は本店所在地の都道府県内の公証役場に赴かなければならなかったのですが、今はテレビ電話でできるようになりました。
かつては、わざわざそれのために東京に行ったこともありましたね。
また、相談もテレビ電話でというケースもでてきました。
今週はzoomを使って相続の相談がありましたね。
電話相談と何が違うの?
資料を目で確認することができるというのもありますが、
何よりお互いの安心感が違うと思いますね。
どんな顔で相談しているのだろう?逆に相談にのってくれているのだろう?
ちょっと話はそれますが、以前、なんで私にご依頼下さったのですか?という話になったことがあります。それは中能登という私の出身地の不動産の相続の案件だったのですが、依頼者さんは金沢の方でした。そこは土地柄の雰囲気を感じてくれるだろうと思ったからだそうです。
つまり、相談というのは、相談事のほかの、人と人の間のなんか、こう微妙な、熱だったり雰囲気だったり、そんな言葉にするのが難しいようなことが大事だったりするもんです。
実際に会えればいいのですが、
会えないときには、少なくとも顔が見えるこのやり方はいいなって思いますね。
感染リスクはなく安心ですし、移動を必要としない時間的節約にもなりますしね。距離的制限を超えることができます。相談者さんは石川県にいる必要はありません。全国どこでも可能ということになります。そう言えば、それは結果必要なくなったんですが、半年ほど前、スペイン在住の方の相談にのる機会がありました。
人に会うのが制限される時代ですが、いい面もちょっとはあるもんですね。
~石川県金沢市の司法書士がつなぐ相続ブログ~