「うちに産休・育休制度はありますか?」「実は、2人目を妊娠しまして・・・」
5か月ほど前、女性スタッフからの質問。
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「あるよ」「おめでとう」という私の回答。
今から思えば、ほんのわずかだが、間があったように思う。恥ずかしながら、ちゃんとした笑顔になっていなかったようにも思う。
うちの事務所において、彼女はなくてはならない存在である。
彼女なしの事務所経営は既に考えられないくらいに、私にはなっていましたので。
約3年前に総務を担ってもらいたくてパートさんで雇いました。
小さい子の子育て中ということもあって時短。
彼女を見ていると、あゝ、仕事で時間の長さじゃないんだ、ということがよく分かりました。
とにかく、先回りがすごい。
時給で働いてもらうのが悪いがして、正社員になってもらいました。
総務だったはずなのに、直接お願いした記憶がないのですが、いつのまにか経理もみてもらうようになりました。最近知ったのですが、いつの間にか簿記の資格もとっていたそうです。
まさに、彼女は「余人をもって代え難い」存在なのです。
しかし、それゆえに、育休をとっても帰ってきて欲しいのです。
まだまだ、時間があると思っていましたが、来週からいよいよ産休に入ります。約1年ほどの休業ののち帰ってくることになっています。
さてさて、
法律を扱う仕事をしていながら、労務のこと、特に自社の労務についての知識に乏しい私。
この間、スタッフの補充、就業規則等の見直し、助成金申請の準備。この辺の下準備も彼女自身がしてくれました。
私を含めた他のスタッフへの引継ぎ。
とても丁寧な引継ぎ書。面倒くさがりの私でも分かる画像付きの引継ぎ書。
自分がいない1年間を見据えた準備。頭が下がります。
企業、特に小さい企業にあって、負担ともいえる育休制度。
しかし、優秀な人材を確保したければ、必須の制度。
そう思わせた彼女ってすごいなっと思います。そして、リラックスした時間を過ごして欲しいなって心から思います。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ産休・育休ブログ~