石川県は細長い県です。
弊所が後見人になっている被後見人さんの実家が金沢から1時間半はかかるところにあって、被後見人さんは金沢の病院に入院中。
ご家族が亡くなったのを機会に市長申立ての形で申し立てられたのを受けて弊所が就任。
実際にその実家に帰ることが難しいこと。現金をつくる必要から実家の売却が必要になってきます。
それで、就任後初めて実家に行ってきました。
誰もいない家。
ポストに大量の郵便物。
市からは事前に鍵がかかっていないことは確認済み。
全体の写真を撮ったあと、中へ。
人が出てきたままの形で残ったふとん。
食事をしていたであろう食器。
薬ぶくろから薬が飛び出していた。
何か相続財産の手がかりが見つかればよかったのですが、そうはいかず。
そっと家を後にして、市役所へ相談。続いて地元の不動産屋さんへ。
成年後見の仕事は、ちょっと異質。
事務的な登記業務と違って、生活臭がする。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~