昨日朝一、申請した会社設立登記申請が、昨夕には完了。
本日、お届け。
今回は、社労士先生の会社。
社労士は社会保険、税理士は税金のスペシャリスト。
その辺のことを考えて、社労士事務所・税理士事務所とは別に、会社を設立したいという要望はよく聞く話である。
社労士先生は、会社の人事・労務で社長さんの右腕にもなれる存在。
ならば、ご自身でも会社を一つ持って、社長の苦労を体感するなんてのもいいかも。
自身の発する言葉に、これまでとは違った熱を帯びるかもしれませんよ。
社長がぐっと共感できるような。
では、会社を設立するとして、そのタイプは?
株式会社にする?合同会社?
私の経験では、士業の先生が設立する会社は、合同会社が多い。
法人格があればいいんだ。ならば、設立費用が抑えられる合同会社がいい、ってことになる。
第三者を経営者メンバーに加えたいという場合、株式会社であれば取締役にすればよい。
しかし、合同会社の場合、業務執行社員という地位であり、これは社員である。つまり株式会社でいうところの株主としての地位を付与することになるのだ。
この辺は、その第三者との関係により、判断することになるのでは?
今回は、むしろこっちかな?
株式会社なら、社長は代表取締役と名乗れますよ。と、冗談っぽく言うと、
そうですよね、と笑いながら、でも結構マジっぽい回答。
じゃあ、株式会社にするわ。
という、社労士先生。
これが核心かどうかは分かりませんが、もしそうだったとしても全然笑いません。
だって、もし僕なら、代表取締役って名乗りたいですもん。
今回、取締役に名を連ねた若手勤務社労士先生に書類をお返しする際、
「○○さんも、今日から取締役ですよ。社労士の肩書に取締役の肩書が増えましたね」
と、からかうと、
それでも、どこか嬉しそうでしたよ。
社労士、税理士その他士業の皆さん。
事務所以外で会社設立をお考えの際は、声をおかけください。
もちろん、個人事務所の法人化も応援致します。
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