午前中に契約書作成の打ち合わせ・ご依頼を頂き、午後から能登方面へ。
羽咋・中能登・七尾帰りに津幡に寄る旅路。
雪がちらつく。
どれもそれぞれ別件の相続案件。
中能登では、遺産分割協議の相続人のお一人に押印を頂くため。
大正生まれのおばあちゃん。
既に何度かお会いしており、金沢から来てるのを知っているので、
「きのどくな」 と。
漢字は「気の毒な」かな?
石川弁?北陸弁? ありがとうとか申し訳ないくらいの意味かな?
寺の副住職でもある当職としては、馴染みのある言葉である。
が、今さらながら、いい言葉だと思う。
遺産分割協議の相続人には印鑑証明書が必要である。
印鑑カードはお持ちだが、役場まで遠くて歩いてはいけない。
今回はこれが最大のミッション。大袈裟ですね。車に乗って頂き、一緒に役場へ。
「きのどくな」 と。
本人さんが来ているので、勿論、すぐに印鑑証明書が出てきた。
役場のミーティングスペースで遺産分割協議書に、代わりに押印させてもらう。
「きのどくな」 と
来た道を帰って、送り届ける。ミッション完了。
やっぱり、「きのどくな」である。
能登はやさしや土までも。
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