司法書士は離婚相談にものるんですよ。

2017年1月19日

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当事務所の定時は9時から18時です。

 

パートナー司法書士には小さなお子さんがいて、私より少し早く出勤して、少し早く退勤します。

 

お互いのスケジュールは、共通のスマホアプリで管理し、赤文字が私、緑文字が彼女です。

 

互いのスケジュールは空いていれば、自由に埋めて行っていいことになってます。

 

従って、日々、私のスケジュールは彼女によって上書きされていきます。

 

 

昨夕19時に事務所から数十㎞離れたご自宅で、離婚のご相談を受けました。

 

雪が心配でしたが、幸い当日晴天に恵まれ、一安心。

 

数日前、スマホのアプリ上に赤文字で、18日19時○○さん離婚相談の文字。

 

もう一度言います。定時は18時です。

 

事前予約を頂ければ、18時以降であっても対応します。

 

ただ、私は、このスケジュールの上書きを見たとき、何となく偉いなあって思ったんです。

 

後から確認すると、相談者さんには2人子どもがいて、お家を空けられる時間が限られていて、土日も検討したんだけど私の先約があったりして、結果、平日19時、ご自宅をチョイスしたそうです。

 

もちろん、私の別用が入っていれば時間変更をお願いすることもある旨は伝えてくれていました。

 

小さい子どもがいる彼女は、小さい子どもがいる相談者さんの状況を私以上に容易に想像できるわけです。

 

離婚問題で悩んでいるのであれば、話を聴くタイミングは早い方がいい、というのも1つの想像です。

 

答えの出ない堂々巡りほどしんどいものはないですからね。

 

そして、普段から、こういう場合であれば、あいつ(所長である私)はちゃんと受けると思わせている私もエライ(笑)。

 

 

実際、相談にのれてよかったなって思います。

 

相談者さんの顔がスッキリされていましたし。とても前向きになってましたし。

 

内容は、養育費等を取り決める離婚協議書を公正証書で作成する支援、離婚を機にご自宅の名義を変え、住宅ローンの借換えを行う登記のお手伝い。

 

司法書士は離婚にだってかなり相談にのれるんですよ。

 

隣りで笑っている子どもたちにあまり聞かれないように、「離婚」という言葉を小さくしたり、離婚理由をはっきり聴くのにドキドキしたり、と一人わちゃわちゃしてましたが。

 

相談者さんもお子さんもとても自然でしたけどね。

 

もちろん、離婚した方がいいとも、すべきとも、しない方がいいとも言いません。

 

それを選択するのはあくまでもご夫婦です。

 

ただ、その選択が正しい情報に基づいてなされるように、その場合はこうなります。そういう心配があればこういう方法があります。というような情報提供がメインになります。

 

 

相談が終わり、既に真っ暗な車内で、スマホのスケジュールアプリを開く。

 

赤文字で2月4日(日)9時本人確認の予定が上書きされている。

 

うん。働こう!

 

 

 

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