「三国志14」と任天堂スイッチ

2019年12月23日

 

46歳の私はファミコン世代な訳です。

 

と言っても、世間一般と比べて、そんなに熱中しなかったような気がしてます。

 

あくまでも自分では。

 

と言っても、いくつかのソフトはお気に入りで、今でも新シリーズが出ると、ついつい買っちゃいます。プレステですが。

 

大人なので、結構簡単に買っちゃいます。

 

具体的には、「信長の野望」と「三国志」シリーズです。

 

でね、「三国志14」が来年の1月16日に発売予定なんです。

 

で、どうして、冬季休暇の前に発売してくれないんだろう?メーカーさんは。と思うわけです。

 

そうすれば、休暇中楽しめるのに。働いていれば尚更です。

 

 

さて、うちの法人でも成年後見や保佐を何名か受任しております。

 

その被保佐人の方から、任天堂スイッチというゲーム機を買いたいと相談されたんですね。

 

値段は32,000円。ソフトを合わせると40,000円です。決して安い買い物ではありません。

 

保佐人である当法人は、やはり被保佐人の家計について計画的な管理する義務があります。

 

まだお若いので、十分な預貯金があるわけではありません。

 

収支は贅沢をしなければトントンという感じです。

 

事務所内でも意見を出し合い、介護施設の担当者とも相談して、結果、任天堂スイッチを買おうということになりました。

 

だったら、被保佐人(20代で働いています)が冬季休暇に入る前がいいよね。

 

だって、

 

気持ちが分かるから。

 

という訳で、口座から32,000円を下ろして、介護施設に持っていきました。

 

メリークリスマス!

 

と言っても、自分で働いて得たお金です。

 

本来、自由に使っていいお金なんですけどね。

 

 

そうそう、愚行権という言葉があります。成年後見の研修で知った言葉です。

 

文字通り、愚かな行為をする権利です。

 

社会福祉協議会の知人からは、「愚」という言葉が好きではないということでちょっと辛口のコメントを頂いたことがあるんですが、

 

私は、逆に「愚」という言葉が好きなんですね。

 

他人からは愚かに見えることでも、私にとっては大事、尊い、ってこといっぱいあると思うんですよ。

 

私、こんなことにお金使っちゃうんですよ。バカでしょ。ハハハ。

 

って許容される雰囲気がいいんですよね。

 

人はみんな愚かで、そしてかわいい。

 

国立博物館の三国志展の写真

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~

 

「彼氏? 司法書士してる」

2019年4月2日

「彼氏? 司法書士してる」

「うちの旦那? 司法書士してる」

「息子は東京で司法書士してるんですよ」 という会話になったとして、

 

・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・

 

「そうなんですね・・・」 とぼんやりとした相づちがある。

 

 

このぼんやりとした相づちの意味するものは、司法書士って何?である。

 

本日は、午後から金沢市内の公民館で、出張講座の講師業。

 

タイトルは、「成年後見について」

 

石川県司法書士会から派遣。

 

僕がセミナーの講師をする場合、それが司法書士会から派遣されたものであろうとなかろうと、前半で力を入れてしゃべるのは、

 

「司法書士って何してるの?」ということ。

 

それが「成年後見」であろうと、「相続」であろうと、何で司法書士が「成年後見」を話すの?「相続」を話すの?ってところから知ってもらいたいから。

 

何より、

 

司法書士が何を売っているのか?どんなサービスを提供しているのか?知ってもらわないと、あの事務所に行ってみようって気にならないでしょう。

 

僕の口がほぼ憶えている。大体こうだ。

 

司法書士の書士とは字を見れば何となく分かると思うんですが書類を作る人です。行政書士とどこが違うの?と区別がつかない方も多いと思うのですが、違いはまさに「司法」か「行政」か。司法って言ったら「裁判所」のことを言いますね。つまり、司法書士って言ったら、裁判所に提出する書類を作る人をいいます。でも、知ってる人は司法書士って「登記」する人じゃないの?って思うと思うんですよね。じゃあ、登記って裁判所でするの?というと違いますよね、法務局という役所でします。登記は不動産の大切な権利関係に関わることなので、かつて裁判所の管轄だったんですね。したがって、今でも登記に関してはほぼ独占的に司法書士がさせてもらっています。つまり、司法書士とは、裁判所と法務局に提出する書類を作る人をいうんですね。

 

でも、裁判所と言えば、やっぱり裁判を思い浮かべると思うんですよ。裁判と言えば、弁護士さんじゃないの?と思われると思うんですが、実は・・・・・

 

って簡易裁判所での代理人の話をしたり、故に法律相談にものるし、後見なら家庭裁判所への申請の話をしたり、ってつづく。

 

 

 

そして、「成年後見」は、司法書士としては実にしゃべりやすいテーマです。

 

何故なら、専門職として成年後見人になっている数は司法書士が1番だし、

 

申立は家庭「裁判所に提出する」ものだし、

 

何より、司法書士ほど、ほぼ毎日、依頼者の判断能力を気にしている士業は他にないから。司法書士が不動産売買の決済で立会をさせてもらうのは、売主の意思、つまり判断能力を確認するためである。それが売主ひいては買主の権利保護になるから。

 

判断能力を欠く、低下した人の財産・権利を保護するのが成年後見人の仕事だから。

 

話の筋が通るんですよね。

 

という訳で、本日も気持ちよくしゃべってきました。

 

※記事に関連したサービス内容

成年後見人申立

 

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