石川でうちにしかできない借換登記

2017年3月31日

今日は朝一、不動産売買の決済立会。すぐに申請。

 

午後からは、借換の登記申請。

 

借換、最近また増えだしてるのかもしれませんね。

 

改めて、借換の説明をしよう。オーソドックスなケースで。

 

甲さんがマイホームを建てるときにA銀行で住宅ローンを組む。A銀行は、土地と建物に抵当権(担保)を設定して登記します。

 

最近、利息って低くなってません?

 

甲さんは考えます。あれっ?B銀行の方が利息低いんじゃない?B銀行で新たにローンを組み、そのお金でA銀行のローンを返済してしまった方がお得なんじゃない?

 

これが借換です。

 

必要になってくる登記は、A銀行の抵当権抹消登記とB銀行の抵当権設定登記です。

 

司法書士事務所としては、よくやる登記の一つです。

 

逆に言えば、どの事務所でも出来る登記の一つです。

 

そんな謂わばありふれた登記ですが、今日の借換は一味違います。

 

石川県では、たぶんうちしかできない借換登記です。

 

故に、銀行さんもズドンと白羽の矢を立てて下さいました。

 

この借換は、形式的にはB銀行が甲さんに債権額を支払い、甲さんがA銀行に返済する。そうすると、A銀行は抵当権抹消のための書類を出してくれるのです。

 

B銀行は事前に抵当権設定登記書類を預けて下さいますが、A銀行は、B銀行が支払を実行する日、つまり当日のみ(場合によっては、後日)。

 

つまり、今日実行するということであれば、今日、A銀行に書類を取りに行けるということが前提となる。

 

今回、このA銀行さんは、東京にのみ店舗がある。

 

物件、依頼者さん、B銀行は金沢。

 

勿論、金沢の事務所のスタッフが東京のA銀行に取りに行けば可能は可能ですが、おそらく、交通費・日当を別途請求することになって、費用は割高になるはずです。

 

故に、B銀行さんの白羽の矢がうちに。ズドンと。

 

以前、ご挨拶させて頂いたときに、東京に事務所を設けましたので、こういうケースは、お客さんに費用負担させることなく可能ですよと、アピールしておいたのです。

 

というわけで、本日、東京事務所の司法書士が、自身の決済立会を終えた後、A銀行に赴き、抵当権抹消書類を授受。

 

ここからは昨日のブログと同様。

 

必要部分を写メして情報共有アプリにアップして、金沢事務所の司法書士がPDF化して、オンライン申請で完了。

 

この抵当権抹消登記を後日で構わないということであれば、どの事務所さんでも可能です。

 

しかし、同日、しかも費用をかけないで、ということであれば、石川県ではうちだけが出来る借換登記ということになります。

 

まあ、小さいことかもしれませんが、

 

うちにしかできない。というのが1つでもあるというのは誇らしいものです。

 

白羽の矢をお待ちしております。ズドンと。

 

 

 

※記事に関連したサービス内容

 住宅ローンを完済したとき

 マイホームを建てるとき

 

~石川県金沢市の司法書士が東京と繋ぐブログ~

 

 

事務所のマンパワーフル活用な1日

2017年3月23日

今日は、司法書士法人カルペ・ディエムの司法書士たちが頑張った1日。そんな自己満足的なブログ記事。

 

今日の最大のミッションは、東京の不動産売買8連件決済を無事に申請すること。

 

午前は、東京事務所の司法書士が決済に立会。必要情報を情報共有アプリに入れる。

 

それを金沢事務所の司法書士が取り出して午後から、金沢からオンライン申請。

 

 

その合間に行っていたことをご紹介。

 

まずは、私がとある銀行が開く9時に、明日の借換え登記のために抹消書類の確認。同時刻に、パートナー司法書士は被後見人のご家族と面談。

 

一旦事務所に戻ると、来週決済のご依頼が来たので、見積もり作成を彼女に任せる。

 

私は予定していた富山市へ。片道60㎞。高速を利用。来週借換え登記の本人確認のため。12時には金沢の事務所に戻っていた。

 

1時間遅れで、先ほどの見積もり作成のために市役所をはしごした彼女が戻って来る。

 

さらに、この間、お子さんを幼稚園から託児所に送るという離れ業を実現。

 

尊敬。

 

しばらくして、東京から決済終了とともに必要な情報が入って来る。

 

オンライン申請に向けて準備に取り掛かる彼女。

 

私は、明日決済の抵当権設定登記の書類をとある銀行に取りに向かい、事務所に戻るや否や、明日の準備に取り掛かる。

 

その終わりがけに彼女の方の準備も終わったので、互いにチェックし合う。

 

OK。

 

無事、申請完了。15時20分。

 

私は16時にアポを取っていた、公正証書遺言の依頼者さんのお宅へ。片道40㎞。

 

彼女は、明日の決済、借換えの最終チェック。

 

17時半前に事務所に戻り、18時からリフォームをきっかけに親から子への持分贈与と抵当権設定のご相談。

 

司法書士法人カルペ・ディエムの3人の司法書士のマンパワーフル活用な1日。

 

みんな、お疲れさまでした。

 

ありがとう!

 

私は、これから飲み会です。

 

~石川県金沢市の司法書士が東京と繋ぐブログ~

 

Contact Us

ページトップへ