民事信託くらいできますよ。金沢の司法書士でも。

2019年7月22日

「はい、今代わりますね」と、電話を保留にして、

 

「〇〇会計の△△さんからです」と、パートナー司法書士。

 

「お世話になっております。ご無沙汰しております。」

 

「先生のブログを読んだら、家族信託もされているんですね。今までは東京の司法書士にお願いしてたんですが・・・・」と

 

あゝ、ちゃんとブログ書かないといけないなあ。滞りがちの更新に反省。

 

 

という訳で、早速見積りを作成し、係わり方の確認。

 

ハイ、民事信託(家族信託)も当然お引き受けいたします。何の抵抗もなく。

 

私は、独立する前、大阪でいくつかの司法書士事務所に勤務していた経験がある。

 

偶然なのか?

 

それら事務所は、ある業務に特化していた。不動産登記特に決済に特化している事務所は珍しくないが、一般民事に特化している事務所もあったし、時代ですが、債務整理に特化した事務所もありました。

 

金沢に比べ都会である大阪にあっては、もちろん東京なら尚更、特化することがビジネス的に正解だし、それを許す市場規模がある。

 

私が、石川県に帰ってきて驚いたのは、

 

石川県の司法書士の業務範囲の広さである。

 

石川県司法書士会では、独立にあたって、2週間ずつの研修を既存の事務所さんで経験させてくれる。

 

私は、能登の出身ということもあって、能登(金沢よりさらに地方、ごめん)の先生の事務所にお世話になりました。

 

今でも、その先生を尊敬していますが、その業務範囲の広さ。

 

司法書士に出来ることは全て、という感じでした。

 

不動産登記、商業登記、遺言、裁判、債務整理、法律相談、etc。

 

しかも、司法書士は先生一人。多くの事務所がそう。

 

求められるものに対応しようと思えば、そうやって広がっていくんだなって。

 

何が言いたかったというと、地方の司法書士だって、民事信託だって、民事信託くらいできるよってこと。

 

ただね、身体が一つしかないから、既存の業務で手がいっぱいだと、新しい分野に手を出しにくいっていう場面もある。

 

もし、私が、今も一人で事務所をやっていたら、ちょっとためらったかもね。

 

幸い、うちの事務所には、金沢事務所だけでも私以外に司法書士が2人いる。

 

しかも、優秀だ。(少なくとも私より)

 

民事信託の特徴は、その契約書のボリューム。

 

その契約書の作成を一人の司法書士に任せても、他の業務をストップしないで済むので受任できる。

 

もう一度言おう、笑。

 

民事信託くらいできますよ。金沢の司法書士でも。

 

ご安心ください。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐブログ~

「信託のスキームについて相談したい」

2019年6月11日

本日、朝一、お会いしたことのない税理士さんから連絡があり、

 

「信託のスキームについて相談したい」とのこと。

 

という訳で、本日午後一、税理士事務所さんへ。

 

その案件にはいわゆる受益者連続型信託がいいんじゃない?というアドバイスをされた別の税理士さんがいらっしゃって、

 

その税理士さん「信託をされるなら、専門の司法書士にしてもらう方がいいですよ」ともアドバイスされ、当事務所をご紹介下さったそうです。

 

このご紹介下さった先生とは昨年末知り合い、ご自身のお客様でやはり信託が必要ということで、余命宣告もされているということで急ぎやって欲しいというものでした。

 

うちの1人の司法書士が素案を作り、それをたたき台にして、私を含めた3人の司法書士で練り上げて、信託契約書を短期間で完成させました。

 

限られた時間の中で、全てを終了させたことを高く評価して下さったと、本日伝聞。

 

ご紹介下さった先生も、このスキームが頭にあって、今回の先生にアドバイスされたようです。

 

あるお客様で、うちの司法書士の仕事ぶりを気に入ってくれてる方がいて(私ではない。。。)、リピートしてくれるんですが、

 

「そういうの嬉しいよね。今の仕事ぶりが次の仕事に繋がっていくって」

 

だから丁寧にやっていこうな、と特に気に入られていない所長が気に入られている司法書士におせっかい。

 

お客さんに、紹介者さんに満足してもらえる仕事をするって本当に嬉しいものです。

 

リピートという結果になったとき改めて実感します。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ民事信託ブログ~

 

 

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