契約書を作って欲しい。
というお問い合わせが増えています。
たいていこうです。
要らないんだけどね。大丈夫なんだけどね。でも、念のため。
よく分かります。
近しい間柄で、契約書なんて水くさい。俺たち、私たちの間で、トラブルなんてあり得ない。相手を信頼している。
相手を信頼しているからこそ、取引をしよう、雇用等密な関係になろうと思ったわけですから。
でも、念のため。
いざ、作り出そうと思っても、俺たち、私たちの間で、そこまで決めなくてもねって、かなり簡略で済ませることも。重要なことも協議で、みたいなほぼ契約書になってないものも。
とっても日本人的なんだと思います。
一瞬でも相手の不快な顔を見たくない。
大丈夫、大丈夫ってね。
で、本当にトラブルになったとき、あゝ契約書を作っておけば。となる。
感情面のぶつかり合いになる。もしかしたら、腹立たしいかもしれませんが、トラブル処理自体も契約に則って事務的にできたかもしれない。
ですから、契約書は作りましょう。
作らないなら、トラブルになったときに、サッと諦めるくらいの覚悟が必要でしょう。
そして、関係が近い遠いを問わず、契約書を交わすということを常態化しておけば、近しい方と契約を交わす際にも、あなたを信頼していないからではないですよ、という顔ができますね。
司法書士法人カルペ・ディエムは、契約書の作成、作成した契約書のリーガルチェックも引き受けております。
従業員さんに任せてはいけません。任された従業員さんの困った顔が目に浮かびませんか?
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