司法書士とは、法務局や裁判所に提出する書類を作成する代理人である。
昨日は、8つの案件の登記申請と6つの案件の登記書類を作成しなければならないという1日。つまり、猫の手も借りたい1日。
申請と作成を、基本、一手に担ってるのが敏腕司法書士くん。
ほぼ全ての案件が決済性のあるもので、これらを全てオンライン申請していくというのはかなりの緊張感のある作業。
その8件の申請の合間に6件の書類を作成するといのは、物理的に難しい。
司法書士というのは、所長になると、この書類を作成しなくなる。偉そうに。
他の司法書士や補助者に任せるのである。
というのが、私が開業するまでに勤務してきた事務所の様子。
ご多分に洩れず、私もそうなってきた。
最初は、時間的・物理的に作れなくなる。しばらくすると、技術的に作れなくなる。最終的には、作ってもらった方が安心ということで、心理的に作れなくなる。
そんな気がする。
が、
昨日は猫の手も借りたい1日。
猫より役に立つだろう、ということで所長の私の登場。
実際には2か月ぶりくらいかな?
ご心配なく、ちゃんと3件分の書類を作成しましたよ。下ごしらえ的な準備を敏腕司法書士くんがやってくれていましたが。
ということで、定時を過ぎましたが、19時半には、閉店。
心地よい疲労感を、皆で共有。
その後、ひとり、ジムへ向かう私。ジムから出るとチャットワークとLINE。
週末と週明けを考えると、不足書類があると東京事務所からの指摘。
事務所から徒歩20秒のところに住んでいる私は、抵抗なく事務所に向かう。
次々とやってくるLINE。
「明日出勤してやります」というパートナー司法書士。
「今すぐ行きます」という敏腕司法書士くん。
「パソコンをオンにしてくれれば遠隔操作します」というパートナー司法書士。
司法書士とは、法務局や裁判所に提出する書類を作成する代理人である。
おいおい、君たち。
所長の私も、司法書士ということをお忘れではないか?
どこまで信用がないんだ?
20分ほどで作業終了。
だから、猫よりましなんだって。
※ お詫び。
この記事を読んで当事務所所長にご不安を抱いた読者さま。書類は作成しなくてもチェックはしております。法律相談・登記相談、つまりお客様への対応は積極的にやっております。嬉々として。ご心配なく。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ路ブログ~