遷仏法要(魂抜き・閉眼法要)でお経をあげる司法書士

2016年11月16日

朝、パートナー司法書士からLINE。

 

幼稚園から連絡があり、お腹が痛いお子さんを迎えに行くという。

 

今日は、彼女が準備してきた不動産売買決済の立会と、必ず今日中に申請しないといけない会社登記があった。

 

どちらも私が代わりにやればいいだけの話。

 

日経を読んでいると「クラウドワーカー」の記事。

 

在宅勤務がしやすくなるという記事。

 

もし在宅勤務がしやすくなれば、急に早退しないといけなくなっても、子どもが眠っているベッドの横でパソコンが開けるようになる。

 

そんなの、休みやすくすればいいだけだろう?

 

確かにそうだが、真面目な人ほど、休むことに罪悪感、心苦しさを感じちゃうんじゃないかな?

 

ここんとこ、司法書士業務のモバイル化に触れる機会があったりして、

 

うちでも色々と真剣に考えてみたい。

 

業務の効率化が、働きやすさや、時間の自由度を高めてくれるんじゃないかな。

 

 

さてさて、彼女が自分で行きたかったであろう不動産売買決済の立会・申請、会社登記の申請を終えたあと。

 

午後から、相続財産管理人業務。

 

相続人がいない方の財産を最終的に国に帰属するまで管理する業務。

 

ご自宅の遺品整理。

 

と言っても、業者さんが全部してくれるんだけど。

 

そこで、着替える私。実際は、スーツの上から衣を着て、輪袈裟をし、数珠をするだけ。

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浄土真宗本願寺派信光寺の副住職でもある私。

 

業者さんに仏壇の魂抜きを頼まれる。閉眼法要と言ったり、遷仏法要と言ったりするかな。

 

仏壇と沢山のぬいぐるみ(ミッフィーやドナルド)の前で1度ずつお経をあげる。

 

どうなんだろう?うちの宗派では遷仏法要はあまり積極的ではないのかな?

 

もう一度言いますね。相続人がいらっしゃらないご自宅。

 

あれを、ただの木の箱、ただの綿の塊とは見れない業者さんの気持ち・配慮というのは大切にしてあげたいですよね。

 

もちろん、これは

 

司法書士業務でも相続財産管理人業務でもありません。

 

が、

 

僕ならではのサービスなのかな?って思ったりもしますね。

 

 

※ 記事に関連したサービス内容

  成年後見人選任申立

  全相続手続トータルサービス

 

 

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