「〇〇さんから電話です」と、半笑いで電話を代わる司法書士くん。
〇〇さんは、月一くらいで相談に来られる方。
しばらく間が空くと、「最近〇〇さん来ませんね」とちょっとパートナー司法書士に心配されるくらいの方。
事務所の電話の電話帳機能に登録されている方。
会社の駐車場に車をとめておいたらぶつけられたということで、相手の保険屋さんから電話があるというのでどうしたらいい?と。まあ、まず相手の主張を聴いてみたらどうですかね、と答えのような答えでないような。
そんな相談が多い。
先日、ちょこっと残業していると、〇〇さんが事務所に入ってくる。私は、別の依頼者さんと電話中。
司法書士くんが面談スペースに誘導すると、定位置に座り、その対面に司法書士くんが座る。
電話は暫く切れない内容。
二人が何かを話している。そっちも気になりながら、電話は切れない。
10分ほどして、面談スペースに行き、
「〇〇さん、今日はどうされました?」と、半笑いの私。
「いえね、前を通ったら、まだ電気が点いていたから。特に用はなかったけど」
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「えっ!?」
”司法書士の仕事も捨てたもんじゃないなあ”
と思わせてくれる相談者さんなので、半分楽しみながらお付き合いしています。
そういえば、一昨日、定期検査に病院へ。
4か月ほど前に、ちょっとした発作らしきものを感じて病院へ。とてもいい先生で、3か月ほど空けてまた検査においでって。
その場で次回の診察日を予約。
3か月後、先生から事務所に電話があって、「今日検査の日ですけど、どうかされました?」と。
スケジュール表に1か月入力を間違えていた私。
その旨伝えると、1か月後の一昨日に診察日を変えてもらって、そのときの電話でもこの間の様子を優しく聴いてくれました。
お医者さんの方から電話をもらうのは初めてだったので、感動しました。
これまで病院に縁がなかったので、そういうものなのか知りませんが、とにかく感動。
で、一昨日。
たぶん大丈夫だろうなと思いながら、診察を受ける。簡単な検査。
「大丈夫だね」と。
「また、4か月後」「ハイ」
大丈夫だねと言ってもらいたくて病院に行くということもあるんだろうなって思う。
そういえば、石川県司法書士会では、司法書士は町のかかりつけ医のような存在を目指しているそうです。
「大丈夫だね」
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ大丈夫だねブログ~