依頼者さんが帰った後はテキパキ(北奔南走)

2016年9月27日

朝から、古文書か?というような古い戸籍を眺めているパートナー司法書士。

輪島市役所へ不足している戸籍の収集へ。

 

他方、別件の相続案件のため、私は小松市役所へ。

やはり戸籍の収集。

 

北奔南走。

と言った感。

 

この度、ホームページをリニューアルした当事務所。

嬉しいので、この話題はこれからしばらく登場すると思いますので、お許しください。

 

この原稿は私が書いたのだが、

推敲、編集はパートナーがやってくれた。

この過程で、私の、事務所の思いだったり、考えを十分理解してくれたように思う。

ちょっとした副産物。

 

この2つの相続案件は、どちらも彼女が相談段階から係っているが、

直接の相談から脱線した話で盛り上がったそうだ。

 

それを聞いた私は、とても嬉しかった。

うちのホームページには至る所に「ベンチ」の写真が出てくる。

ロゴもそうだ。

%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%81

 

これは、事務所で一休みしてから、一歩を踏み出してね、という思いからである。

そのことをよく理解している彼女は、相談時間の効率より、そっちを優先したのだ。

 

少なくとも、それをマイナスとは考えなかった。

 

そして、輪島に戸籍を取りに行った。私は小松へ。

金沢市内の事務所では、小松はともかく、輪島は、郵便で戸籍を取得する方が多いのではないか?

 

が、郵便で取得するのがあまり私は好きではない。

時間がかかるのだ。

相談の後は、今度は速さ・効率がサービスとなる。

 

依頼者さんの前ではのんびり、

依頼者さんが帰った後はテキパキ。

というのが理想に思う。

 

%e3%81%8d%e3%82%93%e3%81%a4%e3%81%b0

右がきんつば。輪島のお土産。

左がゆべし。 小松のお土産。

何となく、お土産は和菓子と決まっている。

 

 

※ 記事に関連したサービス内容

相続登記

ご夫婦で互いに遺言を遺す場合

2016年9月26日

朝6時から、ホテルにて経営者モーニングセミナーに参加。

「終活の重要性について」

 

終活関連業務は当事務所においてもメイン業務の1つだが、本日は受講側。

 

 

偶然にも、本日午後から、公証人役場にて公正証書遺言の証人立会。

証人は2人必要。

なので、パートナー司法書士とともに。

 

終活には、その人のライフスタイルに合わせて、オーダーメイドの側面があるが、

それでも、やはり、公正証書遺言は王道中の王道であろう。

遺言を作成しておかなくていいという人を具体的に挙げる方が難しいくらいだ。

 

今回は、お子さんのいらっしゃらないご夫婦。

 

ご自身が亡くなると、相手(配偶者)と自身のご兄弟姉妹が相続人となる。

自分が死んだら配偶者が全部相続するんだろう。

って考えている方もいらっしゃるが、そうではない。

 

そう思っているということは、配偶者に全部相続させたいと思っているということ。

そうならない以上、配偶者と兄弟姉妹が遺産分割の話し合いをしないといけない。

 

ここで必要なのは想像力である。

ご自身が亡くなった後のことを想像して下さい。

配偶者の心のうちを想像して下さい。

 

何の抵抗もなく、「私に全部相続させて下さい」と、配偶者が兄弟姉妹に言えそうだ。

と、想像できるなら、大丈夫。

か、若しくは、想像力の欠如。

 

普通は、言いにくいですよ。

例え、あなたの生前、仲良くしてそうに見えても。

 

故に、遺言なのです。

配偶者に相続させるという内容の遺言があれば、配偶者は兄弟姉妹に相談することなく、相続手続きを行うことができます。

兄弟姉妹には遺留分(遺言があっても最低限相続できる持分)が法律上認められていないので、配偶者に何も言えません。

 

配偶者の将来が心配、できるだけ多くのものを残して置きたいという思いの方は、遺言を遺しておくことをお薦めします。

 

なお、ご夫婦が仲良く、1通の遺言書の中で、自分のは相手にという風に書き合うような手書きの遺言(自筆証書遺言)を残される方がいらっしゃいますが、法律上、無効になりますので、ちゃんと、1人1通別々に作成下さいね。

 

personal_image15

記事に関するサービス内容

生前贈与

任意後見・尊厳死宣言書

公正証書遺言作成支援

Contact Us

ページトップへ