人見知りなんで。

2023年9月5日

午前、現在育休中のスタッフが8カ月の娘ちゃんと事務所に来てくれました。

 

白くてムチムチ。

 

かわいい。

 

手を振ってみる。

 

スタッフに抱かれてこちらを凝視。

 

「最近、人見知りが始まって。私が抱いているときはいいんですけど、

 

相手が男性だと、ダメで」 と。

 

泣かないので、手を振り続けてみた。

 

 

午後、被後見人さんに会いに、施設へ。今回が就任して初めての面会。

 

施設のスタッフ4名と被後見人さんと私。

 

体調だったり、好きなものだったりを質問。

 

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普段は多弁とのことで、今日は緊張気味。

 

私も緊張気味。

 

こういうときに、上手に話をつないでいければいいのだけれど。

 

まあ、徐々に。徐々に。

 

私も人見知りなもんで。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~

被補助人が亡くなった

2023年8月29日

日曜日の夕方

 

スマホが着信。画面に馴染みの施設名。

 

イヤな予感。

 

「〇〇さんが誤嚥で心肺停止です。救急隊員が近くにいます。搬送先が決まったらまた連絡します」と。

 

その電話を受け取ったのは金沢から離れた場所。急いでも1時間半はかかるか?

 

しばらくして、

 

「△△病院に搬送しましたが、死亡が確認されました」と。

 

急ぎ、△△病院へ。

 

途中、△△病院から「ご遺体はいつ引き取りに来てくれるのか?」と催促の電話。

 

〇〇さんは、先に奥様、子を亡くしており、補助の申立てはいわゆる市長申立て。市長申立ての場合、本人に財産がない場合が多い。〇〇さんも年金でやっとの生活を送っていた。末期がんを患っており、自宅で一人暮らしが難しくなっていた。そんなとき、自宅敷地を買いたいという隣人が現れ、その売買代金で施設に入る目途がついた。自宅は修繕不可能なくらい傷んでおり、市も解体を希望していた。

 

当職が選任されたのはかかる事情からで、不動産売買、施設入所の手続きを開始。

 

いずれ売買代金の残金も無くなることは明らかで、生活保護申請も予定していた。

 

定期的に面会する中で、一番気にしていたのは、先に亡くなった妻と子の納骨である。随分前に亡くなっていたのだが、遺骨は自宅から施設の部屋に持ってきていた。テーブルの上には骨壺と位牌が並んでいた。

 

まだ、残金に余裕があったので、納骨をしたいという〇〇さんの希望に沿って、面会にも来てくれている姪っ子さんと相談して、東別院さんに無事納骨を済ませることができた。

 

それから1か月も経たず、その日がきた。

 

死後事務を姪っ子さんがするのはかなり難しいので、そのお手伝いをする。

 

残金はどんどん減っていく。

 

でも、不思議なほど、きれいに支払うことができている。

 

この言葉が正しいかは分からないが、

 

「立つ鳥跡を濁さず」といったところか。

 

ご家族の納骨にホッとされたのかな?

 

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~

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