頼られると嬉しいんだよな

2021年9月22日

 

ときどき、同業の先生が事務所にやってくる。

 

お一人でやっているので、初めての仕事にぶち当たったときに、うちの司法書士くんに相談にくるのだ。

 

電話で済むことも多いが、実際資料を見ながらの方が説明しやすいことも多いからね。

 

私も一人で事務所をやっているときは誰かに相談したかったものです。

 

パソコンをカタカタとしている視線の向こうで、うちの司法書士くんと何やら一所懸命話している。

 

その様子は何やら微笑ましい。

 

もしくは、嬉しい。

 

人は頼られると嬉しいものです。

 

そして、司法書士という生き物は、その性質がより強いように思う。

 

うちの司法書士くんも頼られてまんざらでもない、、だろう。

 

私は、お土産のお裾分けを頂けるので、やはりまんざらでもない。

 

今回は、債務引受の登記らしい。何でも、ネットで調べていたらうちのHPのブログに当たったらしい。けど、ちゃんと答えが載っていなかったので実際に確認にきたという訳だね。

 

そう言えば、

 

今日事務所に戻ると、

 

「先ほど、大分県の司法書士さんから電話がありました。金氏さんのブログを読んだということで、質問のお電話でした」

 

以前、根抵当権の抹消登記をするために、清算人を選任して訴訟をやったことがあったんですね。同様の案件にあたり、わざわざ質問のお電話だったようです。

 

ちょっと鼻高々。

 

フンフンです。

 

ちゃんと答えが書いてあるといいんですけどね。私のブログは基本、そうなってないんですよ。

 

なぜかと言いますと、司法書士向けに書いていないからなんですね。

 

司法書士向けだと緊張するでしょ?

 

できれば、お客さん(になってくれる人)に向けて書きたいんですよね。

 

お客さんは、登記の手法に興味ないと思うんですよね。なので、答えがぼやあっとしているわけです。私のブログです。

 

「割愛します」「ざっくり言うと」という言葉をよく使っている気がします。悪しからず。

 

でも、頼られると嬉しいんだよな。

 

私も司法書士だから。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相談ブログ~

「おひとりさま」って何だろう??

2021年9月17日

「おひとりさまの何かあるやろ?」と相談者さん

 

ミーティングテーブルの上には、先日の相続セミナーの資料がのっている。いくつか書き込みも。

 

先日の相続セミナーでは、所謂お一人様を対象にしたお話のボリュームは小さかった。

 

相続は家族によって違う。

 

たくさん相続人がいる場合、相続人がいない場合では当然ながら違う。

 

相談者さんはお一人様の相続のお話をもっと聴きたかったようだ。

 

デスクに戻ってパソコンを覗くと、以前にしたお一人様を対象にした相続セミナーの資料が残っていた。プリントアウトしてミーティングテーブルに戻る。

 

「これはいかがでしょう?」

 

「ほら、やっぱりあった、笑」 嬉しそうです。

 

相続で言えば、遺言です。誰に何を渡したいのか?渡したくないのか?

 

自身の今後ということであれば、任意後見契約、尊厳死宣言書等が重要になってきます。

 

そのへんの話をすると、とても満足頂けたようです。

 

 

本日、やはり別件で、この任意後見契約と尊厳死宣言書の作成認証に立ち会ってきました。

 

これらは公証役場で作成認証されます。

 

所謂お一人様です。

 

いわゆる、です。

 

元同僚が、友人が、病のご友人を想って相談に来られたのがスタートでした。

 

そして相談者さんである友人が後見人になりました。簡単に引き受けられることではありません。本当に頭が下がります。

 

依頼者さんは、本当に「お一人様」なのだろうか?

 

立会をしながら、何となくそんなことを考えていました。

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~

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