本日は水曜日。
予約が入れば、『なかのと相続相談室』開催日
ご予約が入ったので、開催場所へ。実家の信光寺へ。
10時相談開始。
内容は終活。
ご自身とご自身が立ち上げた会社の終活。
後継者がいないということで、今期で会社を解散させる予定。
手続きの時間的な流れ、費用面を解説。
具体的には、解散登記・清算結了登記について。
続いて、ご自身の終活について。
やらなければいけないと思いながら、本屋さんでも関する書籍を眺めたりもしたそうで、
とはいえ、何をしたらいいか漠然としているので、逆に何をしたらいいか?司法書士の経験から教えてくれませんか?というスタート。
不安
不安というのは、はっきりしないときに起るもので、道筋がはっきりしているの安心できるものです。
「今、何が1番心配ですか?」
夫婦の間ではこういう会話は出来ているのでそんなに心配はない。子どもたちも今は仲良くしているけど・・・・
そうですね。相続人の皆さんが仲良くされていれば基本心配ないかなと思えます。
ただ、遺産分割をするのはまだ先。お父さんはいない。
子どもたちだって、別にけんかしたい訳ではないし、今ならそんなこともしないと思える。
しかし、例えば遺産分割協議をするタイミングが5年後。ほんとたまたま、相続人の家族がお金がどうしても必要なタイミングかもしれない。
そうなると、ついつい言い争いにならないとも限らない。
ならば、せめてお父さんの遺志、思いを伝えるものを遺しておいては?
遺言である。
公正証書遺言や、最近始まった自筆証書遺言の法務局保管制度について解説。
やってみます、と安心してお帰りになられました。
不安なことがあれば、まずは話してみましょう。
すぐには解決しないかもしれませんが、道筋は見えるかもしれませんよ。
~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ相続ブログ~