相続財産が国庫に帰属した日

2017年10月10日

1年半を超える相続財産管理人の仕事が漸く終りを迎えた。

 

相続財産管理人は相続人のいらっしゃらない方の財産を管理する。

 

債権者いませんか?相続人いませんか?と公告して、

 

名乗り出てくる者があればその方に支払い、

 

相続人はいないことは分かった。では、特別縁故者はいませんか?

 

いれば、その方に相続してもらう。

 

それでも相続財産が残ると国に帰属する。

 

今まで何度となく色んな場面で、相続人がいないと国庫に帰属するんだよって説明してきましたが、

 

考えてみればどうやって帰属させるんだろう?

 

本日、それを経験。

 

まず、預かっている預金を決済用口座等に移して利息がつなかにようにします。つまり1円でも増えないように。国に帰属させる財産を確定させるんですね。

 

それから家庭裁判所に上申書を提出します。準備ができましたよ的な。

 

数日後、裁判所から納入書が郵送されてきます。

 

預金している金融機関にそれを持参して国庫に納入。

 

あっさりしたものである。

 

残された預金通帳にははっきり0円と。

 

うーん。

 

もったいない。

 

と、思ってしまったのはここだけの話。

 

奇しくも今日は衆議院議員選挙公示日。

 

日本国のために使われるなら本望という方は結構。

 

そうでない方は、遺言を残しましようね。

 

国庫以外への路が開けますよ。

 

 

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サンキュー ベリー マッチ

2017年10月6日

不動産売買決済の立会というのは午前に行われることが多い。

 

昨日午前の決済は、売主さんが高齢な方。

 

場所はご自宅。

 

ダークスーツ(後悔)を来たやつがやってきて難しそうなことを言っている。

 

警戒というか怯えにも似た目。

 

大丈夫ですよ、っていう感じで終始笑顔。最初の30分は売買の話をせずに、その場にこのダークスーツの男がいることに違和感がなくなるまで世間話。

 

 

 

今日は、銀行の応接室で決済。

 

買主は香港の方。

 

登記には買主の住民票が必要なのだが、宣誓供述書で代用。日本語訳付き。

 

応接室に一番最後に登場した私。

 

テーブルの真ん中に、スピーカーがオンになったスマホ。

 

買主さんに広東語?で通訳してくれる方がスマホの向こうにいてくれる。

 

仲介の不動産屋さんは流暢に英語を話している。

 

ほぼ8割、テーブルの真ん中のスマホに向かって話している感じ。

 

ちなみに、外国籍の方が依頼者でも報酬が特別割高になるわけではない。この決済の場に必要書類を揃えるのに汗をかいているのは当職ではありませんし、通訳までセッティングしてこの場を作ってくれたのも当職ではないからです。

 

「サンキュー ベリー マッチ」

 

私が唯一最後に使った英語。領収書を渡すとき。

 

 

売主さんが高齢な方だったり、買主さんが外国籍の方だったり、これから増えていくでしょうね。

 

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