僕らはこうやって契約書を作っていく。

2017年9月14日

ここんとこ、契約書を作って欲しい、作ったから見て欲しいというお問い合わせが続いている。

 

それはお世話になっている会社だったり、顧問先だったり、単発だったり。

 

共通してるのは、社長さんからのご依頼ということ。

 

どういうビジネスモデルなのか?

 

どういうトラブルを経験したのか?

 

どういうリスクを感じてるのか?

 

こちらばかりを有利にしてそもそも契約できなかったら意味ないなんてこともあるわけで、その辺のバランスが大事だったりもする。

 

先日、提案した契約書には、沢山の修正点が加えられて返ってきた。

 

ダメだしというのとはちょっと違う。

 

大枠は間違ってなかったようで、そのまま採用されたが、中身は、その業界の専門用語がびっしり。

 

なるほど、今のこの業界はこんなんなんだって、とても刺激的である。

 

僕らは、その専門用語を理解しつつも、民法・商法の世界に落とし込んでいく。

 

法律論は勿論、表現方法について、事務所内で練っていく。

 

基本、素案の素案は所長の私が作るのだが、

 

2人の司法書士から、平気でダメ出しがくる。

 

「何言ってるか分からない」と。

 

司法書士が理解できない文章を、一般の方が理解できる訳がない。

 

契約の相手が理解していないのであればトラブルの元である。

 

というわけで、やり直し。

 

国語の時間である。

 

僕らはこうやって契約書を作っていく。

 

社長!

 

まだ、契約書を自分で作りますか?

 

従業員に作らせますか?

 

 

※記事に関連したサービス内容

契約書作成

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ契約書ブログ~

うちの相談料が無料なのはこんな理由

2017年9月12日

法律相談・困りごと相談(石川県金沢市の司法書士法人カルペ・ディエム)

成年後見の仕事は長いお付き合いになる可能性が高く、ときに緊急事態が発生することもある。

 

昨日、今日と、パートナー司法書士が被後見人・ご家族のために走り回っている。

 

事務所においては、矛と盾というのか、凸と凹というのか、出ていく者、守る者が必要になってくる。

 

というわけで比較的、事務所にいるようにしている。なるだけ。

 

まあ、新戦力司法書士くんもいるので、安心なんですけどね。うちは。

 

 

 

うちの相談は、基本的に無料です。

 

事務作業をしている間に、ご来所下さるのであれば、この頭の中にあるちょっとした知識と身体に染みついた経験を使うことに有償とする意義をあまり感じないから。

 

昨日も、

 

まずは、相続相談。

 

お母さんの相続と、ご主人の相続。相談は、これ急がないといけないのか?逆から言えば急がないとなんか不都合なことが起きるのか?

 

話を聴くと、幸いなのか?急ぐ必要はあまりない。

 

アドバイスは5年ほど待ちましょうか?

 

不安だった顔がどんどん穏やかになっていくのが分かりやすいくらい分かりやすく、いい面談だったなって思う。

 

 

続いて、とある和解交渉をしたいという法律相談。

 

友人の紹介でうちに来た。

 

まず、和解の意味を理解頂く。

 

そして、それにあたって落としどころをどこに設定して交渉に臨むのか?というアドバイス。

 

こちらは最初予想していたアドバイスでなかったかもしれないけれど、輪郭がはっきりとしたようで、やはり穏やかなな表情に変わっていく。

 

 

司法書士の仕事は、とても事務作業的な面が強いが、その合間合間でこういう人助けができるので楽しい仕事である。

 

知識と経験と。

 

そして、ときに走り回る体力と。を使って。

 

 

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困りごと・法律相談

 

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